引用:SYNDUALITY (シンデュアリティ) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
今月紹介するのは『SYNDHUALITY Echo of Ada』。
バンダイナムコグループのメディアミックスプロジェクトである「SYNDHUALITY」の片翼を担うゲームです。
まだまだ情報も少なくわからないことも多いのですが、それでも注目したいゲームなので紹介しておこうと思います。
ちなみに初報は昨年2022年の9月。東京ゲームショウのタイミングだったはずです。さすがに情報が少なすぎて取り上げなかったのですが、気になるビジュアルではありました。
SYNDHUALITYとは?
今回紹介する『SYNDHUALITY Echo of Ada』も含まれる大型メディアミックスプロジェクト「SYNDHUALITY」。
アニメやホビーなど、バンダイナムコエンターテイメントだけでなく、バンダイナムコフィルムワークス、そしてBANDAI SPIRITSの3社共同で進められるSFプロジェクトです。
ゲーム公式サイトによると、ブルーシストと呼ばれる青い猛毒の雨が大地に降り注ぎ、それいによって世界人口の92%が死滅した世界。
新月の涙と呼ばれるこの災厄を経た人類の約100年後を描く物語になるのだとか。
この物語ですが、「AO結晶」、「メイガス」、「クレイドルコフィン」といった専門用語が多いんですよね。
ざっと説明すると……
危険な地上を駆け回る人々は「ドリフター」と呼ばれ、パートナーとなる人類双対思考型AI搭載ヒューマノイドである「メイガス」とともに、二足歩行メカ「クレイドルコフィン」を操縦して「AO結晶」を回収して回るとのこと。
「エンダーズ」との交戦も想定されているため、「クレイドルコフィン」には様々な装備が用意されている。
という感じ。
大体のイメージはつくのですがわからないことも多く、早く情報が欲しくなります。
上に動画も貼りましたが2023年の7月からはアニメ放映が予定されており、そちらが「SYNDHUALITY Noir」。
新月の涙が2099年、ゲームの『SYNDHUALITY Echo of Ada』が2222年、そしてアニメが2242年と年代が異なるのも興味深いポイントです。
まずはアニメを見て「SYNDHUALITY」の世界を知って、その後ゲームで体験する、という流れが良いのかもしれません。
他にもコミカライズや小説版なども発表されるなど、始まる前から大規模なメディアミックスが予定されており、新規IPを立ち上げるぞというバンダイナムコグループの強い意志を感じますね。
SYNDHUALITY Echo of Adaってどんなゲーム?
さて、ようやくゲームの紹介です。
今回紹介する『SYNDHUALITY Echo of Ada』は、上でも紹介した通り2222年を描く物語です。
プレイヤーはクレイドルコフィンを操作して、AO結晶の採掘をしながら戦闘を行うことになります。
ゲーム自体はPvPvEのロボットシューター。
敵対するプレイヤーと第3勢力のエンダーズの三つ巴の戦いになるというのはトレーラーからもわかりますが、プレイヤーがチームなのかソロなのかは不明。公式サイトを見ても現時点ではプレイ人数はわかりません。
アニメのトレーラーでは複数機体が一緒に戦っている様子も描かれているのでチームのような気もしますが、「二人旅」をテーマにしているという話もあるので主人公であるドリフターと相棒のメイガスだけで、他に味方はいないのかもしれません。
この辺の情報が全く無いので、今後の情報公開に期待ですね。
ゲームの形式である「PvPvE」というのも気になるところ。
PvPvEといえば、先日カプコンの『EXOPRIMAL』のオープンベータテストがあり、そちらは7月に発売予定とのこと。流行る流行ると言われていたPvPvEですがそんな気配もないまま数年が経過しているので、流行るきっかけのようなゲームになって欲しいという勝手な希望を持っていたりします。
『EXOPRIMAL』そして『SYNDHUALITY Echo of Ada』によってPvPvEにふれる機会が増えることで、まだ完成形が見えていないジャンルの研究が加速してくれたらゲーマーとしては嬉しい限りですから。
そういった理由もあって『SYNDHUALITY Echo of Ada』には期待しているんですよね。
ただ、トレーラーを見る感じだと、メカの質感が少し気になってたりもします。軽そうというか、重厚感のない雰囲気なので、そのあたりが製品版に向けたブラッシュアップでより良いものになっていくと良いなと思ってます。
さいごに
引用:SYNDUALITY (シンデュアリティ) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
まだまだ情報も少ないこの作品ですが、2023年内発売予定ということが決まっています。そして7月にはアニメが放映される予定……。
となると6月のE3タイミングで追加情報が公開されて、アニメが終盤となる9月……つまりTGS時期には追加の情報公開、そして10月~12月のどこかで発売、というスケジュールなんじゃないかと予想しているんですが……どうでしょうか?
今はアニメ関連の情報が多いのですが、公式ツイッターでも情報公開があるかもしれないので、そちらもチェックしておくのが良いかもしれませんね。
▽プロジェクト編
— SYNDUALITY ゲーム公式 (@SYNDUALITY_GAME) September 23, 2022
『 #シンデュアリティ 』Projectとは?
人とAIの”すれ違い”をテーマに、バンダイナムコグループが挑む新規SFプロジェクト!2222年を舞台に美しく儚く描くゲームと、2242年を舞台に明るく力強く描くアニメを軸に、プラモデルなどのホビー展開でも世界を拡張します!#SYNDUALITY pic.twitter.com/6dSb970ZLa
そんなわけで謎の多いプロジェクトである「SYNDHUALITY」のゲームサイド、『SYNDHUALITY Echo of Ada』でした。
最近はロボゲーが少ないので、そういった意味でも少し期待しているゲームだったりします。変な形のクレイドルコフィン出てこないかなぁ……。