ごはんと同じくらい大事なもの

ごはんを食べるのと同じくらい生きるために大事なものたち。

注目ゲーム紹介#07『Voice of Cards 囚われの魔物』

(公式ページより:https://www.jp.square-enix.com/vocb/

久々の注目ゲーム紹介。
本当であれば別のゲームを紹介しようと思っていたのですが、急遽予定を変更してこちら『Voice of Cards 囚われの魔物』を紹介することにしました。

というのも、本日突然の発表があったから。

以前のレビュー記事の最後にあれこれ書いていたのですが、やっぱり第3弾が来ましたね。とはいえ思っていたよりは遅かったとも感じていて。以前の流れであれば、ある程度中身ができているのでストーリーの大枠があればわりと早めにリリースされる、と考えていたんですよね。

実際出てきた情報ではどうだったのか。それを確認しつつ紹介していこうと思います。

Voice of Cards 囚われの魔物とは?


www.youtube.com

『Voice of Cards 囚われの魔物』は「Voice of Cards」シリーズの第3弾
テーブルトークRPGをモチーフとしたような、アナログゲーム感のあるゲームテイストが魅力的なシリーズです。
また同時に、ストーリーを監修するヨコオタロウ(「NieR」シリーズ・『シノアリス』)のテイストもあり、陰鬱であったり悲しさや寂しさを漂わせる物語も特徴。

このあたりは以前書いた、1作目である『Voice of Cards ドラゴンの島』2作目の『Voice of Cards できそこないの巫女』のレビュー記事にも書いたとおりです。

更に大きな特徴はゲーム内のナレーション的な立ち位置としてゲームマスターが割り当てられていること。このゲームマスターの声によってゲームが語られていくのです。この重要な役を、1作目では安元洋貴、2作目は速水奨が担っていたのですが、3作目となる本作では石川由依が担当することに。石川由依というと進撃の巨人のミカサやヴァイオレット・エヴァーガーデンのイメージがあり、比較的淡々としゃべるのには向いていそう。動画でもナレーションを努めていますが、個人的に違和感はありませんでしたね。

3作目としての特別感

本作で重要になると思われる要素の話に移りましょう。

キャラクター紹介やトレーラーを見ると、今までとは異なる要素が目に入ってきます。それは「魔物を操る」というもの。過去2作の登場人物たちは各自のスキルで戦っていましたが、本作では倒した敵を仲間にするかのようにスキル的に使用することができるようです。また、ゲーム情報サイトの記事を読むと、魔物カードにはランクがあり、より強いものへ更新していくというビルドアップ要素が含まれているとのこと。

今までの作品では敵として出てくるのみだった(カード情報で色々知ることはできましたが)魔物たちを使役し、自分の力として使うのは過去2作とは大きく異る点です。
ただ、流れとしてはわりと予想のライン上。というのも、1作目がドラクエだとしたら、ある意味仲間の群像劇であるドラクエ4的な2作目を通って、魔物を仲間にするドラクエ5に到達したようなものだとも考えられますからね。となると、4作目以降ではカードを集めて別の世界へ行くことになるかもしれません……まぁ半分戯言ですが。

さいごに

シリーズ作品として近い雰囲気を出しつつも、3作目として過去作とは違う遊びを加えてきそうな『Voice of Cards 囚われの魔物』。
発売日がすでに決まっており、9月13日(PC版は14日)だそうです。ちょうどTGSに合わせての発売ですので、その時期はゲーム情報を追いつつ、囚われの魔物で魔物を追いかけることになりそうです。

他にも新しい要素があるのか、それとも4作目に持ち越しなのか。
また、黒が強く押し出されたアートは『できそこないの巫女』との大きな違いを感じさせますし、シナリオの面でも「復讐」という言葉から暗めのストーリー展開が想像できますよね。前作は物足りなさもあったヨコオ節のようなものが、『囚われの魔物』ではより強く発揮されると嬉しいなと思いつつ、2週間後を楽しみにしておこうと思います。

それまでに良かったら過去作のレビューを読んでみてもらえると嬉しいです。

追記:『Voice of Cards 囚われの魔物』をクリアしてレビュー記事を書きました。

www.pastime-log.com

www.pastime-log.com

www.pastime-log.com