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ゲームレビュー:SYNDUALITY Echo of Ada CBT AIとバディを組んで探索を行うタルコフライクなPvPvEのクローズドβテスト

こんにちは。譲治です。
先日の記事にも書きましたが、『SYNDUALITY Echo of Ada』のクローズドβテストに当選したので、数時間プレイしてきました。
スリリングながらも難易度がすごい高いというわけではない、ちょうどよいゲーム体験だったので、感想を書いていこうと思います。
後述する問題さえなんとかなるのであれば、ぜひ購入して遊んでみたいと思いましたね。

『SYNDUALITY Echo of Ada』とは?

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今回紹介する『SYNDHUALITY Echo of Ada』も含まれる大型メディアミックスプロジェクト「SYNDHUALITY」
アニメやホビーなど、バンダイナムコエンターテイメントだけでなく、バンダイナムコフィルムワークス、そしてBANDAI SPIRITSの3社共同で進められるSFプロジェクトです。

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公式HPの情報を見ると、世界で何がおきたのかがわかるようになっており、その中にゲームとアニメのタイミングも記載されています。
アニメ『SYNDUALITY Noir』よりも20年前という設定なので、ゲームでの出来事があったあと、アニメの世界につながる、という流れのようですね。

ゲーム自体は基本的に、

  • 地上に向かう
  • AO結晶などのお金になるアイテムを手に入れる
  • 無事に地下に戻る

というメインサイクルをベースに進んでいきます。

ゲームを進めていくと様々な依頼が発生しますし、それ以外にもクラフトの材料が必要になっていきます。
そのため、ゲームを進めるにつれて段々とAO結晶以外のアイテム収集目標となる敵を倒すのも重要になっていく、という流れ。
ただし、無事に地下に帰還できないと獲得したアイテムだけでなく装備品もすべて失ってしまうため、常に脱出を考慮した立ち回りが大切です。

このように、ゲームの流れは『Escape from Tarkov』に近いものになっています。
まぁあのゲームほど殺伐してたり、難易度が高いわけではありませんが。
普通にやっている分にはそこまで死にまくることもありませんでしたし、NPCとの接敵も火力は高いもののやられてしまうようなことはなかったですしね。

そんな感じで、緊張感はありつつも、そこまできつすぎないゲームという印象でした。
発売日は未定ですが、クローズドβテストを行ったということはあと1年くらいで発売されそうな気がします。
年末から来年6月あたりまで……とかですかね?

プラットフォームは今回のCBT同様、PS5、Xbox、Steamとのことです。

成長するメイガス

他のタルコフライクなゲームと異なるのが、クレイドルコフィンという機体を操る自分と、人類相対思考型AI搭載ヒューマノイドであるメイガスがバディを組んでいるというところ。

公式HPでも「バディ体験」と記載していますが、天候についてや敵の出現などを教えてくれるメイガスに頼りつつ、自分は自分でどのように探索しようか考える、というような分担ができていたように思いましたね。
欲を言うともっと雑談的な会話をしてくれると嬉しいのですが、流石になかなか難しいんですかね? FF15のパーティメンバーのように、あれこれ話しながら地上探索を進められると、緊張の緩和という意味でも良さそうに思うのですが……。メイガスの性格パターン設定とかで、「雑談多め」が設定できるようになるのを楽しみにしておきますか……。

そんなメイガスの良いところが、成長していくということ。
具体的にどのような仕様になっているのかはわかりませんでしたが、一度探索した箇所を覚えているようで、依頼を達成できそうな箇所を教えてくれたりするんですよね。

今回使いこなせなかったのですが、アイテムクラフト用の資材がほしいときにそれを設定しておくことでメイガスにサジェストしてもらう、みたいなことができると探索しやすくなるかもしれませんね。

学習という観点だと、「この付近の戦闘で負けることが多いです」みたいなことを言ってくることがあるのですが、実際には負けていないので判定が少し微妙なのかもしれません。こちらは発売までにもう少し判定がしっかりされるようになるといいなと思った箇所でした。

リプレイ機能

個人的に良いなと思ったのは、脱出成功時に表示される「ミッションリプレイ」です。
その回の最初から脱出(またはペイルアウト)までを時系列で表示してくれるので「アイテムたくさん手に入れたのってどこだっけ?」というような疑問を解消する復習を行うことができます。

もう少し情報の表示・非表示を設定することができると便利になりそうなんだけどなぁと思ったりもしますが、それでもありがたい。
都市遺跡でコンテナ漁りすることが多い、演習場では戦闘多め、みたいな認識ができるようになったのはこのリプレイのおかげなので、自信を持ってリプレイを強化していってほしいですね。

看過できないラグ

クローズドβテストなので仕方ないのですが、ゲーム中ラグで操作がおぼつかなくなるようなシーンが頻繁に発生する状態でした。
製品段階ではなんとかなると思っていますし、なんとかしないままリリースというのはあり得ないので、目くじらを立てて話すようなことでもないのですが……いやでもこれのせいでストレスがえげつないことになったりもするんですよね……。

前の地点に戻される、攻撃が当たらない、リロードができない、アイテムを拾えない、前の地点に戻される、攻撃が当たらない、リロードができない、アイテムを拾えない、脱出エレベーターに吹き飛ばされる、脱出エレベーターに乗り込めない……etc。

修正されて気持ちよくプレイできるようになった製品版を楽しみにしています。(にっこり)

さいごに

さいごに気になっている箇所を書かせてもらいましたが、感想としては面白い! 楽しい! 早く製品版で遊びたい! という方に大きく傾いています。他にも拠点の改築やら、しらないプレイヤーとのやり取り(急に賞金首にやられるのも含む)やらも面白く、本当は記事に書きたかったほど。ただ、文字数が多くなりすぎる&長くなりすぎるのでやめましたが。

今後の発表を楽しみにしたいと思います。
次はTGSのある9月頃にオープンβテストとかどうですかね?

PvPvEゲームのレビュー記事はこちら

www.pastime-log.com