ごはんと同じくらい大事なもの

ごはんを食べるのと同じくらい生きるために大事なものたち。

『A Plague Tale: Innocence』で出会ったテント様式の話

たまに開催しているテント記事の『A Plague Tale: Innocence』編です。

先日クリアして感想記事に書いた通り、舞台は1300年代。
そんな時代観で描かれる本作ですが、いくつかのテントが登場します。

今回はそんなテントに注目してみようと思います。

一般テント

最初にも貼った三角屋根のテント。
これはウェッジテントと呼ばれるタイプのテントです。

いろいろなテントの大元になったもの。
ここからパップテントなどのテントが生まれていきます。

そんなウェッジテントですが、軍隊などで使われる場合、兵士用の一般テントといして扱われていたのだとか。
A Plague Tale: Innocence』に登場する野営地でも、このテントが多く配置されていたことから、一般用のテントとして使用されていたようですね。

中を覗いてみると、地面に直接設置されていて、床となるパーツはありません。
ポールも木の棒か何かのようですし、現地調達なのかもしれませんね。

寝床として使われていただけのようで、中には毛布のようなものがちょこっと配置されています。

軍としての野営ではなく、キャンプとして考えると、かなりワイルドなスタイルなので人を選びそう……。
パップテントやシェルターなどで地面に直接、という形式は見かけますが、それをもっとプリミティブな状態にしたもの、という感じでしょうか。

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構造というか作りだけであれば、以前も紹介したこういうタイプが近いとは思うのですが、跳ね上げとかしてなさそうだからなぁ……。
食事などは別の場所でしょうし、そう考えるとテントでまったりする必要はなさそうですからね。

特別なテント

三角のテントとは別に、もっとしっかりした構造のテントもありました。
同じ野営地に登場するのですが、こちらはマルキーテントやマーキーテントと呼ばれる形式のもの。

こちらは見た目からもわかるように、偉い人が野営地に立てるテント。
将校などが使っていた、とも言われています。

内部のスクリーンショットを取りそこねたのでアレですが、中は専用の床が敷かれ、テーブルや椅子も完備。
普通に家としても使えるようなしっかりした構造になっています。

マルキーテントは、将校が兵士に立てさせるテントで、備品の運搬なども一般兵のお仕事だったとのこと。
野営地に設営させたら偉い人はそこで休息や会議をしていたのかもしれませんね。

キャンプで使うとしたら設営に時間がかかりそうなので、大人数でのキャンプ用ですかね。
大型のベルテントとかと同じような扱いで、中で5、6人は寝れますよ、みたいな。

だとしたら別でタープを用意して、外でくつろいだりもしたいなぁ……とか思ったりします。

あと、風通しがそこまでよくなさそうに見えるので、夏場は側面をもっと開いてしまった方が良いかも。

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こんな風に側面をしまえたらおしゃれかもですね。

さいごに

実際の当時の状況にあわせた、しっかりしたテントだったんじゃないかと思います。
(時代考証的な意味で、実際の時代に本当にあっているのかは自信ありませんが)

テントが登場したのは途中探索することになる野営地くらいだったのでわかりませんでしたが、所属の違う人達の野営地などもあるのであれば見たかったですし、山や森の中で夜を越すような場面でありものでテントを作成するようなシーンがあったらもっと嬉しかったんだけどなぁ……。
ゲームの本筋には全く関係ないのですが。

また、『The Last of Us』もですが、リアルな雰囲気のゲームなので、変なテントが出てこないのが少し物足りない気持ちになったりもします。
以前の記事にも書いたような「なんでこんなことになってんの!?」みたいな驚きがほしい……という贅沢な不満もあったりします。

今後のゲームでもテント探しをして、好き勝手書いていこうと思うので、良いテント/悪いテントを見つけたら教えてもらえると嬉しいです。

過去のテント記事はこちら

www.pastime-log.com

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