こんにちは。譲治です。
1月にクリアした『The Last of Us Part I』なんですが、サバイバル環境ということもあってテント、または屋根の付いた仮住居のようなものが複数出てきていたんですよね。
というわけで昨年書いたテント周りの記事っぽいものを、今回は『The Last of Us Part I』に特化して書いていこうと思います。
トンネル系?テント
まず最初は序盤の路地裏に登場するテントです。
これがなんのテントなのかはわからないのですが、普通にテント。ボロボロになっているのでわかりにくいのですが、ドームというかトンネルというか……それ系のテントに見えますね。奥が見えないのでなんとも言いにくいのですが、2ルームテントなのかも。
トンネルテントと呼ばれるのがこういうタイプのテント。その名の通り前面と背面を開くことでトンネル状にすることができるものが多くなっています。
ただ、上の画像の左側に写っている箇所を見てみても開くことができない構造になっていそう。開けないタイプもトンネルと言われたりするようなのでそれでも良いのかもしれませんが、サイドからの出入りのみのテントはなかなか多くないと思うんですよね。
近いとしたらこのあたり?
3ルームテントで、画像の左右両方に寝室スペースがあり、中央がリビングルームになるとのこと。
またはこのあたり……?
出入り口の跳ね上げ構造がどうなっているかわかりませんが、かなり形状は近そう。
別の角度から見ると、中央にポールを通すためのスリットっぽいものがあるので、中央のポールが折れるか取られるかして潰れてしまったのかもしれません。
ペグの位置など少し変なところもあるのですが、どこかにありそうなテントではあるので居住性は比較的高そう。
『The Last of Us Part I』のテントの中では一番広いこともあり、かなり良いテントです。潰れているのだけがネックですが、アーチポールを用意するか中に垂直にポールを付けてあげればなんとかなりそうですよね。
やっぱりThe・テントと言えるようなものが出てくると、色々と楽しく見てしまいますね。
毛布のテント?
テントの形状に近いので挙げますが、テントというよりは簡易寝室という感じ。木材で組んだ骨組みに毛布のような布をかけただけです。
以前も話したことのある、ウェッジテントという「布をかけただけの三角テント」の形式に近い見た目。シンプルが故にすぐに作ることができるのが強みなので、サバイバルなこの世界にはすごいあっていると言えるでしょう。
中に敷いているのはベッドマットですかね? マットレスを直敷きで許されるのは屋内だからかもしれません。外だったら水が滲みてきて寝るどころじゃなくなりますからね。
最初に書いた通り、どちらかというと人目を避けるためのテントのようにですが、共同生活でそれが大事なのは日本人であればよく知っているかと思います。この世界ならではのテントとも言えそうです。
外にある小屋
外には小屋のようなものもありました。
荒れ果ててしまっていますが、片方はタープのようなもので天井を作っていた痕跡があります。
ひとつ上のところに書いた、外にマット直置きなので住心地はよくなさそう。ランタンが残っているので光源はそれに頼っていたのかもしれませんね。
ただ、感染者が出没するこの世界で周囲から丸見えの小屋は安全性の面が大きく劣るように思えます。感染者だけでなく、資材を奪い合う人間もいるわけですし、少しでも身を隠す方に意識を向けるのが普通なのでは……?
ここで生きていくのは難しそうですね……。
おんぼろマーキーテント
イベントなどでも使われるようなマーキーテント
ちょっと違いますがこういうやつですね。
ゲームとかでよく出てくるやつなので見たことある人も多そう。
感染発生の初期から使われていたのか、かなりボロボロ。
屋根の布も裾がビリビリですし、骨組みであるポールも歪んでいるように見えます。資材などがたくさん積まれていることから、倉庫的な使われ方をしていたのかもしれませんが、長く使われているテントみたいですね……。
グリーンシートで作られたテント
最後はこちら。
ありもので作ったテントなのでしょうか。グリーンシートを使って作られたテントに見えます。さらに言うと、横のところの色が途中で変わっているので複数のシートを縫い合わせたりしているのかもしれません。
よく見てみると入り口のところ、土などが中に入らないように布が垂直に立てられているようにも見えます。これはインナーテントにつけられている構造。
居住空間を作るインナーテントと、雨風や日光から本体を守るフライシートの二部構造になっていたりするのですが、このテントではフライシートは他の布で代用しつつも、インナーテントは普通のテントのものを使用しているのかもしれません。ただ、入り口が開いているので、普通に砂や土が入ってきそうですが……。
手前側のロープもテンションが掛かっていませんし、外から見た感じでは少し潰れてしまっているので、中のポールも倒れているか、しっかりしたものが用意できず天井が低くなったりたわんでしまっているのかもしれません。
さいごに
感染者の出現による文明崩壊。
そんな中でありものを使って作られたテントたちをいくつかピックアップして見て行きました。
やはり居住性という点で考えるとなかなか難しいのですが、やっぱり普通のテントが住みやすそうですね……。ちゃんと直したらいい感じに住めそうですし。ポールが折れてしまっているのでその調達が大変かもしれませんが、まぁ最悪内側木組みの骨構造にしてしまうとかもアリなんじゃないでしょうか。
また、屋内にもテント的な構造を取り入れたものがあったのも印象的。
他者との生活となった際に、パーソナルなスペースを確保するのは重要なことなので、実際にそこに人がいたのかもしれないと感じられる配置でした。
今後も良さそうなテント見つけたら、色々と好き勝手に書いていこうと思います。良いテントを見つけたら教えてもらえると嬉しいです。