ごはんと同じくらい大事なもの

ごはんを食べるのと同じくらい生きるために大事なものたち。

『モンスターハンターワイルズ』で見つけたテントのお話

『モンスターハンターワイルズ』がリリースされ、時は全人類総狩り時代。
もちろん私も狩り生活を送っています。

そんな『モンスターハンターワイルズ』にテントが登場するのは皆さん御存知の通り。
今までもいくつかあったテント記事のモンハン版ということで、色々見てみよう! というのが本記事になります。

早速いろんなテントを見てみましょう!

ベース本部のテント

ベースのテントはとても大きいものになっています。
正面の大きな象牙のような柱を使ってテントを支えているという感じ。

一般的なテントで言うとベルテントが近いっちゃ近いのですが、テント内にポールが無いというのも特徴なんですよね。

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いわゆるベルテント(形状が鈴に似ているテント)はこういうやつ。

 

そう考えると、モンゴルなどの遊牧民族が使う、ゲルに近いと言えるのかもしれません。
調査のための遠征地で作り上げる拠点なので、移動式住居であるゲル的なのも納得できる話ですし。

全体を支えるために内側に入れられているポール的な柱が多いのも特別かも。
即席なのかもしれませんが、とはいえかなり頑丈な作りになっているように思います。
もう小屋とかを作っているのと変わらないくらいしっかりした作りと言えそうです。

ただ、中層にある梁のような柱はどこまで重要なのかなんとも言いにくい……。
このサイズになると横からの力に弱くなるから補強しないとだめだったりするんでしょうか。

側面についてもかなり補強された作り。
こういう所からも、壁は布ですが構造自体はテントよりは住居の方が近い作りだと考えられますね。

個人的に良いなと思ったのは、このテントの布の端を石で止めているところ。
一般的なテントでも外気の侵入を防ぐために俗にスカートと呼ばれるパーツがあるのですが、同じようなパーツがある模様。
そのうえで石で止めることでしっかり抑えている状態なんですね。
地面であればフライシートと同じようにペグで止めてしまえば良いのですが、板を使った土台の上ということもあって、このような手段となっているのだと思われます。

総合的に見てみて、シルエットのかっこよさも評価高いですよね。
フライシートを複数重ねる構造はあまり現実で見られるものではありませんが、色合いの変化があってかっこいいですし、外部ポールで支える構造も前方向に比重が傾いてシルエットに変化が出るのも良いポイント。
フライシートを止めるペグが骨なのがモンハンらしさを補強しているようにも感じます。

あとテント自体とは関係ないですが……

テント内にストーブの煙突を通す用の穴がちゃんとあるの、地味にポイント高いですね。
本部のテントで一番テンションが上がったの、ここかもしれません。
接触すると焦げたり燃えたりもあり得るので、ちゃんと補強されているのも最高です。

マイテント

マイテントと言いつつ、ベースキャンプに配置されたマイテントと近い形状のテントについても触れていきます。

メインとなるテント部分は四角い本体に屋根がついたような構造。
ロッジ型やキャビンテントで見る形ですね。

 

ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント ロッジ型 オーナーロッジ タイプ52R 【5人用】 2252

 

家みたいな見た目のテントっぽい形状。

 

ただ、内側の骨構造がかなりしっかり作られているんですよね。
上部が眩しかったり、ものが多いのでわかりにくいのですが、

こんな感じに柱が用いられています。
枠組みがしっかりした作りなので、本部とまでは言いませんがかなり頑丈な作りと言えるでしょう。

あとはこの全面に接続されたタープ。
テント周りのプライベート空間を作るために良い味を出していますよね。
日陰にもなりますし、同じ隊ごとに集まって話す場にもなっていそう。
アルマさんやナタがいるのもここですし、談話室的な立ち位置だと考えるとイメージしやすいかもしれないですね。

タープが直接連結された作りというのがそれ自体結構好き。
現実のテントだとこういうのとかがあったりします。

スノーピーク(snow peak) テント タープ エントリーパックTT SET-250RH 4人用

上のテントだと間が空いてますが、

スノーピーク(snow peak) ウィンゼル 2 SD-828

このようにテントとタープが繋がっているものも。
繋げることで雨などが入りこまないというのが大きなメリット。
前室と呼ばれるテント前の空間を広げるような使い方も出来るというのが魅力ですね。

またモンハンの場合片面を閉じていますが、反対側も広げることができるようになっているよう。
雨が強い時や風をしのぎたい時などは両側に壁を作ることで対応できるというわけ。
状況の変化に対応することも考えられた作りになっていて。こういうの良いですね。

簡易テント

初登場時、上から降ってきてばこっと開いて出現した簡易テント。
これも面白いですよね。

内側を見ると弧を描いた枝が交差するように入っているのが見えるかと思います。
これが展開する構造になっているということのようで、外側から見たときにも交差しているのがわかるようになっています。

ワンタッチテントでこの形式の開き方のものは見つけられなかったのですが、よく考えたらチェアの展開方法に似ているかもしれません。

コールマン(Coleman)リゾートチェア (グレージュ)

細長い状態から展開する感じとか、クロスした構造とかが似ているように思えませんか……?

ちなみに椅子といえば、こういうものも。

簡易テントのカスタマイズで配置できるチェア。
ローチェアといえばヘリノックス……なんですが、流石に脚の部分が違いますね。

BUNDOK(バンドック)ローチェア キャンプ コンパクト ポリエステル・スチール BD-117BE 収納ケース付 ベージュ

構造だけを見るとこういうやつのが近いかな。

これに限らず簡易テントは色や配置をカスタマイズできるので、好きなテントを目指してみると良いと思います!

その他のテントっぽいもの

テントっぽいものといえばこれ。
アイルーの近くに置かれていたりしたので、アイルー用のテントなのか? と思っていました。

そしたらベースキャンプにこんなものが。

燻製を作ってるじゃん!!!

こういう使い方もある、というくらいなのかもしれませんが、こんな使い方をしているなんてびっくり。
簡易倉庫などとしても使われているのかもしれませんね。

全体を通して……

本部のテントもマイテントも、簡易テントもなんですが、どれも木の土台があるのは見逃せません。

少し浮かせる構造……これは、『ポケモンレジェンズアルセウス』でも見た作りです。

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ゲーム開発的な視点だと、地形に凹凸が想定されるため、めり込みなどの軽減のために入れているのだと思われます。
ただ、簡易テントでは湿度から逃れるために効果的ですし、それ以外のテントでは地面を平らかつ固い床にすることで不安定感をなくし、居住性を高めることに一役買っていそう。
一晩や二晩で帰ってしまう現代のキャンプとは違って、長居することを考慮するとしっかりした床は恩恵が大きいと思いますし。

さいごに

モンハンワイルズのテントをしっかり見てみると、思ったよりもしっかりとした作りになっているというのがわかるかと思います。
もちろん、風の影響を考えたらロープで止めたほうが良さそうな箇所があったり、そこにペグは刺さらないのでは? というところに刺さっていたり(もしかしたらハンターならできる?)もありはしましたが、些細なものですしね。

今までまとめたゲームの中でもかなりちゃんとしたテントになっているゲームだと思います。

ただしこれを焚き火料理って言うのはどうなんや……? ってなってます。
まぁ通りが良いし、わかりやすいし……でも、焚き火じゃなくない? みたいな。
だってそれクッカーじゃん? みたいな。

そんなわけで、ちょっと気になるところはありましたが、良いテントでした!
設営大変そうだけどね!

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