こんにちは。譲治です。
配信開始から1ヶ月経過した『Overwatch2』楽しんでますか?
私はほぼ毎日のようにプレイして、上手くないながらもアンランクやライバルプレイを繰り返しています。
そんな中で気になったのが、攻めるべきタイミングや引くべきタイミング。
たまにプレイしていると明らかに集団戦が劣勢で敗色濃厚にもかかわらず突っ込んでいく、特攻兵のようなプレイヤーの姿を見かけるんですよね。個人技でなんとかできることもありますが『Overwatch』はチームプレイのゲーム。押し込まれた状況を打破するのは個人ではなくチームです。
というわけで、すでに様々なところでも話に上がっていますが、戦い続けるべきか一旦引いて立て直すのかというような、集団戦におけるタイミングについて考えていること書いていこうと思います。
タイトル通り「初心者向け」の内容ですので、もっと深い内容は上手い人の動画や記事を見てくださいね。
集団戦の基本
すでに話はしていますが、『Overwatch2』になってもこのゲームは「チームを重視したゲーム」です。5人1チームとなって敵のチームと戦って勝利することを目指します。
いや、そんなこと知ってるよ……。
と言う人もいるかと思いますが、本当の意味で分かっているでしょうか?
5人同士で対戦しているからチーム戦、という話ではありませんよ?
基本的に『Overwatch2』は多人数と少人数の戦いでは少人数が負けてしまうケースが多くなっています。2人と1人では2人のほうが、3人と2人では3人の方が勝ちやすい、ということ。1人が狙われて倒されてしまって人数差ができ、更に狙われて……となるのは実体験としてイメージできるんじゃないでしょうか?
つまり理想を言うと「5人揃って戦う」のがベスト、ですよね?
これが上で言った「5人1チームとなって敵のチームと戦う」ということです。
お互いのチームが揃って戦うような状況を集団戦と言い、そこで勝った方のチームが戦況を前に進め、試合の勝利にも近づいていきます。そんな集団戦を繰り返していくのが『Overwatch2』。何度も何度も集団戦を行わなければならないのですが、そのために必要なことがあります。
それがリグループです。
倒されたプレイヤーたちが集まってまた戦いに臨むことを指すのですが、これができないと各個撃破されていってしまい、いつまで経ってもチームでの戦いにもっていくことができません。集団戦ができないので敵に押され続けてしまい結果的に負けてしまう、ということも。
そうならないように倒されたプレイヤーが安全な場所で少し待機し、他のプレイヤーの合流を待つことで、再度チームとして戦うことができる状況を整える……これがリグループです。
その重要性については元Overwatchリーガーのta1yoさんの動画やその他のOverwatch講座のような動画でもよく話題に上がっていますよね。
攻めるかどうかの判断基準
こちらは練習場で撮ったスクショ。
右上に出ているキルログ・キルフィードを見たことはあるでしょうか?
自分が活躍したときに気持ちよくなるためのものではなく戦況を把握するために重要な要素。これを上手く利用することで、攻めるべきか引くべきかを判断することができるようになります。
今回は初心者向けにシンプルに基準を設けましょう。
- 敵と味方の人数差が2人以上になっていたら諦めて引く
このように自分の中で判断基準を持っておくことで、無駄な死を避けることができます。無駄な死を避けることができると集団戦を行うチャンスを増やすことになり、試合に勝利できる可能性も高まります。戦わないでいると敵にとってのメリットでしかありませんが、各個撃破されるのも戦わないのと一緒。チーム全員で戦うことが最重要です。
また、逆に考えると味方側の人数が多いのであればそのまま攻め込めるということにもなります。そのため、攻め守り両方で人数差を意識した戦いができるようになると、だらだらと押し負けるような試合を減らすことができるのではないでしょうか。
と書いてきましたが、状況によっては人数差があっても戦ったほうが良い場面もあります。
- 敵はタンクがいないが味方はタンクが生き残っている
- 敵は前の集団戦でUltを使い切っているが味方はUltを複数持っている
- チェックポイントや試合が決まってしまうなどの重要な場面
敵にタンクがいなければ拠点耐久性能の面で勝てるかもしれません。
敵のUltが無いのであれば、上手く使えば勝てるかもしれません。
試合の状況が大きく変わる場面では1秒だとしても敵の進行を止めるのが有効で、それによって勝利できるかもしれません。
このように状況によってはリグループをせずに戦うことが優先される場面もあります。ありますが、まず最初は人数差を意識してみるともう少ししっかり戦えるようになるんじゃないかと思います。
ちなみに、Ultを使うかどうかの判断にもこの基準は使うことができます。つまり、敗色濃厚な場面でUltを使うと無駄なUltになってしまうため、それを避けて意味のある場面で使用する、ということです。Ultは本当に特別なアビリティなので、これを無駄にしてしまうことのデメリットは大きく、それによって試合の流れが大きく変わってしまうようなことも多々あります。
また逆に、もう勝ったも同然の集団戦でUltを使ってしまうことも避けることが重要です。味方が多く生き残っているのに対し、敵があと1人しかいないというような状況で、リーパーのデスブロッサムを使うのはもったいないですよね?これも無駄なUltになってしまうため次の集団戦に取っておくような考え方が大事になってきます。
このへんの話はまた別途しようかなと思っているので、気になったらまた今度見に来てもらえると嬉しいです。
敗色濃厚の集団戦ですべきこと
さて、人数差を基準としたときに、敗色濃厚になった集団戦ですべきことは何でしょうか?
- 逃げる
- 死ぬ
生き延びられるのであればリスポーン地点の方まで引いて復帰してきた味方と合流しましょう。生き延びるのが困難なのであれば、ペイロードなどの近くで敵に殺してもらうか、外に飛び降りて自殺し、リスポーンして味方と合流しましょう。
何度もプレイしないと判断しにくいとも思うのですが、この判断がとても大事。逃げたり、自殺して味方と素早く合流することで、集団戦を行う回数を増やすことができるんですよね。逆にだらだらと戦っているとその分集団戦を行う回数が減ってしまいます。何度も書いている通り戦う回数が少なくなると敵側にメリットが大きいので、勝利のためのチャンスとなるチームでの戦闘は多く行うに越したことはありません。そのため、逃げるならしっかり逃げて、無理ならサクッと死にましょう。それが勝利のための行動となります。
便利な設定
でも戦っている最中にキルログなんて目に入らないよ……という人に朗報です。
『Overwatch2』にはこんな機能があるんです。
それが、敵が死んだ時、味方が死んだ時それぞれ効果音を再生して通知してくれる機能!
これをONにしておくことで、ログが表示されるタイミングでSEが再生されるというもの。目に入らずともSEが聞こえたらそちらを意識することができるんじゃないでしょうか?
前作のときは無かった……と思うのですが、これ本当に便利です。キルログに意識がいかないよー!という人は是非試してみてもらいたいですね。
また、味方へのピンなどで「撤退しろ!」「あつまれ!」を使うのも大事。タンクやダメージなど前線で戦っていて熱くなっていると気が付かないこともあるので、サポートロールがこの辺りを伝えて上げられるといいですね。
まぁそんなの聞いてくれない人もそれなりにいるのですが……。
さいごに
今回は攻めるべきか引くべきかのタイミングについて書いてみました。
野良でマッチングしていると、どうしても突っ込んでいってしまう人がいるのでリグループについて考えてもらうきっかけになればと思っています。
チーム同士でぶつかり合う瞬間に味方との連携が決まると本当に気持ちいいもの。そういう最高を味わうことができるのが『Overwatch』です。なので、みなさんもぜひチームで戦うことができるよう、攻め時と引き時を見定めて、チーム一丸となって戦えるようになってもらいたいですね。