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The Game Awards 2022のノミネート作品からゲームオブザイヤーを予想してみる

こんにちは。譲治です。
12月に入り、今年もあとわずか。年末が近づくと気になるのが年末商戦で登場してくる新作ゲームと、ゲームオブザイヤーですよね。
様々な媒体がそれぞれのゲームオブザイヤーを紹介すると思いますが、最重要視したいのはやっぱり「The Game Awards」のゲームオブザイヤー。一般的にゲームオブザイヤーと言ったらこれを指すものというほど権威ある賞で、Youtube、Twitch、Twitter、Steam、Facebook、TikTokなどでも配信が行われるとのこと。

そんなゲームオブザイヤーですが、先月中旬ころにノミネート作品が発表されているんですよね。授賞式が12月8日と迫ってきましたし、直前のこのタイミングでいくつかの賞について受賞作品を予想してみようかなというのが今回の試みです。全部は流石に無理なので、本当に数を絞って3、4つくらいの賞だけにさせてください。
久々の記事なのでリハビリも兼ねてます。文章の拙さは(以前からではありますが)ご容赦くださいね。

GAME OF THE YEAR


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ノミネート作品は

  • A Plague Tale: Requiem (Asobo Studio/Focus Entertainment)
  • ELDEN RING(エルデンリング) (フロム・ソフトウェア/バンダイナムコエンターテインメント)
  • ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク (Sony Santa Monica/SIE)
  • Horizon Forbidden West (Guerrilla Games/SIE)
  • Stray (BlueTwelve Studio/Annapurna)
  • ゼノブレイド3 (モノリスソフト/任天堂)

となっています。

『ゴッド・オブ・ウォー』はノミネート数最多で、かなり勢いがある作品。更にHorizonの新作である『Horizon Forbidden West』はPS5ならではの機能・性能で常にSIEが推していた作品でもあります。

が、去年のThe Game Awardsのまとめにも書いたように今年は『ELDEN RING』が受賞すると思うんですよ。世界の熱狂具合が他作品とは明らかに違ったんですよね。もうずっとずっと求めていたものがようやく手に入った、プレイできたという感激とそして死にまくる絶叫とがあらゆる場所に溢れていて……。この状況を作り出したゲームがゲームオブザイヤーじゃなかったらどうすんだってくらいの作品だと思います。

なので、ゲームオブザイヤーは悩むまでもなく『ELDEN RING』と予想します。

BEST NARRATIVE


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こっちは難しいんですよね。ベストナラティブはストーリーについての賞。去年は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が賞を獲っていました。

ちなみに、ノミネート作品がゲームオブザイヤーのノミネートと大部分がかぶっているので、やっぱり素晴らしいゲームはストーリーの面でも重要なのだと感じますよね。

  • ELDEN RING(エルデンリング)(フロム・ソフトウェア/バンダイナムコエンターテインメント)
  • ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク (Sony Santa Monica/SIE)
  • Horizon Forbidden West (Guerrilla Games/SIE)

このへんが強いのは変わらないと思うのですが、『ELDEN RING』はストーリーが良かったと言えるかと聞かれると少し微妙。わかりやすいストーリー展開はされませんし、普通に遊んでいるとこぼしてしまう要素も多いです。そのため、どんな話だったのかよくわからないと答える人が多いんじゃないでしょうか。その点、『ゴッド・オブ・ウォー』や『Horizon』はわかりやすいのかなと。

あとは『A Plague Tale: Requiem』がストーリーの面で推される……というのもあるかもしれません。本作はプレイしたことがないのですが、『A Plague Tale: Innocence』の続編。黒死病の蔓延する世界を描く物語はある意味今の世相にも近いものがあり……という意味で受賞する可能性がありそうだなと。

というわけで色々書きましたが、ベストナラティブは『A Plague Tale: Requiem』と予想しておきます。

BEST ART DIRECTION


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ベストアートディレクションは例年比較的アーティスティックな雰囲気のある作品が受賞することの多い賞だと感じています。2020年の『Ghost of Tsushima』、2018年の『Return of Obra Din』などはわかりやすい例ですよね。

2022年のノミネート作はほぼゲームオブザイヤーと同じ並び。ですが、そこに入ってくる異質の存在が『Scorn』です。


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気持ち悪さを押し出したようなグロテスクなゲームで、かなり独特な雰囲気。これが他との差別化としてうまく働くのであればあるいは……とも思いますがどうなんですかね。どちらかというと古さが抜けきれていないと感じる部分もあり、そのあたりで評価がわかれそうです。

雰囲気の話だと『Stray』もノミネートされているんですよね。レビュー記事にも書いたように、ゲームオブザイヤーには届かない作品だと思うのですが、他の賞は獲得できると思っていて、そのうちの1つがこのベストアートディレクションだったりします。サイバーパンクな世界観と猫の融合はなんとも言えない、他では味わえないものがありますからね。

そんなわけで、ベストアートディレクションは『Stray』予想です。

BEST MULTIPLAYER


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ベストマルチプレイヤーはその名の通り、マルチプレイゲームに贈られる賞です。対戦だけでなく協力要素のマルチプレイも賞の対象となるのですが、今年は対戦が多め。

  • コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II (Infinity Ward/Activision)
  • MultiVersus (Player First Games/WB Games)
  • オーバーウォッチ2 (Blizzard)
  • スプラトゥーン3 (任天堂企画制作本部/任天堂)
  • Teenage Mutant Ninja Turtles: Shredder’s Revenge (Tribute Games/Dotemu)

『CoD』『オーバーウォッチ』『スプラトゥーン』の新作が並んでいて、各ユーザー層それぞれに刺さるゲームが揃っているような印象を受けますよね。

『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II』は最近の『CoD』の下火化を食い止めることができるのか、という期待を背負っているタイトルという印象が個人的にはあります。プロモーションの取り組み方にも変化があり、今までよりも力を入れているようにも感じるんですよね。
『スプラトゥーン3』も当然任天堂のイチオシタイトル。色々意見はありますが、なんだかんだでみんな盛り上がって遊んでいるゲームです。ポップな見た目、シンプルな遊び心地などからも、カジュアルゲーマーでも遊べて奥も深いシューターとしての立ち位置をしっかりキープしているように思えます。

とはいえ、『オーバーウォッチ2』の盛り上がりに勝るものはないでしょう。贔屓目がすごいと言われようが仕方ない。だって好きなんですもの。
『オーバーウォッチ』の新作として登場した『オーバーウォッチ2』。前作から6年経っていることもあり、離れていたプレイヤーもいますが、これをきっかけに再開するようなケースも多く聞きます。また、名前は知っているけど長く続いているゲームに途中から入るのは怖いと感じていた層も2作目の配信タイミングで参入していて、冗談抜きで結構大きな盛り上がりになっていると感じています。

つまり、ベストマルチプレイヤーは『オーバーウォッチ2』が受賞するということになりますね。

さいごに

他にもBEST ONGOING GAMEは『原神』じゃないかとか、『Stary』はBEST INDIEも取りそうだとか、BEST SPORTS/RACINGでビジュアルテイストが他とだいぶ違う『オリオリワールド』が獲ったら良いよねとか、そういう話もしたかったのですが文字数が多くなりすぎるのでこの辺で終わっておきます。

あ、あとノミネートなどはありませんが、Most Anticipated Game(もっとも期待されるゲーム)となるのは多分『ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・キングダム』でしょう。

好き勝手書いてきましたが、授賞式は12月8日。そこで受賞作品が発表されていくので楽しみにしておきましょう。また、受賞作品だけでなく、新作ゲームタイトルの発表なども一緒に行われたりもするので、そちらも楽しみですね。

ゲーマーの1年の締めくくりとなるゲームオブザイヤー。ですが、賞に届かなくても、ノミネートされてなくても、それぞれにとっての最高のゲームとなるものもあるでしょう。そういうゲームを自分なりのゲームオブザイヤーとして伝え合うのも楽しいもの。今年も最後に個人的ゲームオブザイヤーをまとめようと思ってますので、共感できるゲームがあったら教えてもらえると嬉しいです。

www.pastime-log.com

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