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Overwatch2初心者向け講座:どこで守る?防衛側のメリットについて考えてみよう

こんにちは。譲治です。
先日配信が開始された『Overwatch2』。無料ということもあり、多くの人がプレイしているようで、いろいろなところで遊んでみたという声が聞こえてきます。実感という点ではマッチング待機時間がかなり短くなって遊びやすくなったというのもありますし、当ブログの記事もOverwatch関連の古い記事のアクセスが大きく伸びていてありがたい限りです。

ただ、はじめたばかりだと難しい箇所もたくさんあると思うんですよね。

というわけで、今回は久々にOverwatchの初心者講座。
過去記事に近い部分もありますが、かなり基本かつ重要な箇所なので改めて説明させていただこうと思います。

どこで守りますか?

まずはこんな状況を考えてみてください。

今回例として使うのはハリウッド。防衛側なので、事前に守る場所を決めることができるというメリットがあります。
そんなときに上の画像のような箇所で守っているタンクやダメージを見たことはありませんか?

これ、かなり実力差が無いと簡単に崩れてしまいますよ……?

ちょっと考えてみてもらいたいのですが、敵の方が状況を崩しやすい要素が多くなっています。

  • リスポーン地点が近い
  • 射線が通しやすい

リスポーン地点が近いということは敵は戻ることで体力の回復が可能。更に死亡してもすぐに復帰して味方と合流することができます。また、リスポーン地点には敵の攻撃が届かない(ダメージを受けない)ため場合によってはスナイパーで安全に撃ち抜くこともできてしまうんですよね。

一方、防衛側は開けすぎていて逃げる場所が少ないので、ダメージを多く受け続けることになりますし、死亡した場合リスポーン地点が遠いので復帰に時間がかかってしまいます。復帰に時間がかかるということは、味方が少人数で戦い続ける時間が長くなるということ。『Overwatch2』は前作である『Overwatch』同様、基本的には人数が多いほうが勝ちやすいゲームなので、人数が少ないということはそれだけで不利な状況となります。

こんなに不利な状況で守ることにメリットなんてあります……?

防衛のメリットを上手く利用しよう

続いてはこちら。先程の画像から少し後ろに引いたキャプチャーポイント付近になります。

タンクが正面で防衛しつつ、ソルジャーが高台から撃ち降ろし、後方からアナがヒールを行うような陣形です。
敵の主な侵入経路は正面の門の部分で、ここを塞げば敵がキャプチャーポイントへ入り込むのは困難になりますよね。

敵側の視点だとこのような感じ。
敵側のタンクが先に進むために門の先で右に曲がると後続のダメージやサポートからの射線が切れるので、攻撃を合わせたりヒールをするのが難しくなります。そのままだとタンクが集中砲火を受けて死んでしまうので、他の味方は無理矢理にでも前に出なければなりません

キャプチャーポイントが見える場所となると多分このあたり。
ですが、ここは上から撃ち降ろされる可能性もありますし、タンクがもっと攻め込んでしまうとまた見えなくなってしまうかも……

というように、敵からするとタンクに合わせて前に出ていかないと上手く戦えなくなる。つまりそれって、ダメージやサポートヒーローが無理して危険な場所に出ないといけない、というわけなんですよね。

防衛側のメリットという観点から話し始めましたが、これが重要なポイント。
防衛は自分たちが戦いやすく、敵が戦いにくい場所を選んで戦うことができる、というものすごく重要なメリットを持っているんです。このメリットを捨てて、敵にとって戦いやすい箇所で戦うなんてもったいないことは出来るだけしないようにしましょう。

さいごに

さいごにまとめます。

  • 防衛側のメリットは「戦いやすい地形を選ぶ権利」
  • 権利を上手く使って賢く防衛しよう
  • 強い場所は「自分たちは安全な場所から射線が通しやすく」「敵は危険な場所に出ないと射線が通しにくい」場所

これらをしっかり考えていけば、守るべきポジションというのがしっかりわかると思いますし、ペイロードなどの取り返しの場面でもどこで戦うべきかがわかりやすくなると思います。防衛側のメリットを理解して、戦いやすい場所で戦うようにしましょう。

もっと簡単に言うと、味方の援護ができないような敵陣地まで詰めまくるのはNGです。

 

防衛のメリットについて書きましたが、当然有利な地形は防衛側だけのものではありません。攻撃側としては防衛側の持っていた有利地形を奪い取って、制圧していくことになりますからね。戦いやすい地形の奪い合いこそが『Overwatch』における集団戦のミソ……なんですが、それはまた別の機会に書くことにしましょう。

 

過去記事でも色々と書いていますので良かったらどうぞ。
古い記事ではありますが、基本的な考え方は大きくずれていないはずですので。

www.pastime-log.com

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