こんにちは。譲治です。
『ニンジャラ』の先行体験会2回目が5/29、30の2日間開催されていまして、先日の体験会に参加できなかったので今回こそはと参加してきました。
以前触ったときとの比較は時間がだいぶ立っていてむずかしいので、今回触ってみての感想を書いていきたいと思います。
ちなみにニンジャラは別の記事でも上半期発売の気になるゲームとして取り上げていました。
ニンジャラってどんなゲーム?
様々な忍術を駆使して、スパイ活動や暗殺を行っていた忍者。
しかし時代の変遷とともに、忍者狩りなども行われるようになり、追われるようにして姿を消していきました。
日本から消えた忍者たちは海を渡り、世界中に散らばることで生き残り、薄まりながらもその血を繋いでいます。
そんな忍者の末裔がメインキャラとなるゲーム、ではあるのですが、そのへんは気にしなくても大丈夫。
というよりはストーリーを追うようなゲームではないので、現代の設定であるニンジャガムについてもそこまで気にしなくても大丈夫です。
設定についてはこちらの動画を見てもらうのが良いと思うのですが、書いた通りゲームにはそこまで関係ありません。
世界観を深堀りしたい人向けの設定という感じですね。
ゲーム内容についても説明すると、ガムを使って戦うアクション対戦となります。
ガムでできることは、遠距離攻撃、近接武器作成、高速移動、滑空移動、ガード、変身、必殺技など多岐にわたります。
基本的には近接武器を作って戦えば良いのですが、他の様々なアクションがガムに紐付いている、というように捉えてもらうのが良いんじゃないかと。
それ以外にもニンジャなので壁走りができますし、二段ジャンプもできます。
ニンジャですからね。それくらいはできないと困りますよね。
対戦ルールは今回はバトルロイヤルという全員がそれぞれ戦うルールのみ遊ぶことができるようになっていたのですが、それ以外にもチームバトルなどもあるようですので、製品版のリリースが楽しみですね。
キャラクターは個性のあるキャラクターから選べるのですが、基本的にはアバター制とそこまで変わりません。
キャラクター、服、アクセサリー、服装、BGM、腰のニンジャガムボトルを変更することで個性を表現することができます。
これ以外にも、ゲーム開始時や勝利・敗北時のモーションを設定することで、各場面で自分のキャラを見せつけることができるようになっています。
武器も変更することができ、これによってキャラクターのパラメータが変動したり、使えるスキルが変化したりします。
自分好みの戦い方を選びつつ、色を変えるなどで自分らしさも表現することができるようになっているので、これを選ぶだけで結構時間を使ってしまいますよね。
製品版は6/25に基本無料でリリース予定です。
パッケージ版もあるようで、内容は同じですが課金通過や専用の衣装などが最初から入っているようなもになるんですかね。
ハードはSwitchのみです。
基本的な戦い方
今回遊ぶことができるバトルロイヤルは8人での対戦モードです。
一番ポイントを多く稼いだプレイヤーが1位となるモードで、ポイントを稼ぐ方法はステージ内のドローンを攻撃したり、敵プレイヤーを倒すこと。
ドローンはステージ内各所にあるんですが、ポイントに関係なく多く倒すことが重要になります。
というのも、左下のプレイヤー表示の下のところに黄色いバーがあるんですが、これがSエナジーで、様々なアクションを行う際に消費するゲージなんですよね。
そのためこれが少ないとできないことがあったり、行動の回数が少なくなってしまうので、早めにこのゲージを伸ばすように意識することが大切です。
そのSエナジーゲージを伸ばすためには必要なのがドローンなんですね。
ドローンを壊すことでSエナジーを伸ばすことができるので、まずはドローンの破壊を目指すのが重要です。
Sエナジーがある程度増えたら、他のプレイヤーとの戦闘が本格化するので、各種テクニックを使ってプレイヤーを倒していきましょう。
重要視したいテクニック
ガムアクションという形でいくつか戦いのためのテクニックがあるのですが、その中でも頻繁に使うものや早めに操作に慣れておくべきものをまとめます。
ガムダッシュ
ガムを膨らませた状態でジャンプ→ジャンプをするとガムダッシュが発動します。
高速移動ができるので、序盤のドローンの取り合いや、戦闘への参加・離脱にも使えるテクニックです。
かなりよく使うものなので、すぐに使えるようにしておくと良いと思います。
Sエナジーを消費するのでずっとこれだけで移動というわけには行かないのですが、これを使うことで素早く立ち回れるので使い時を見極めるのが重要なスキルになりそうだなと感じています。
回避アクション
Lボタンを押すことで回避アクションができます。
ちょっとした回避なんですが、戦闘中に使うことがあるのですぐに押せるように指を構えておくのが大事です。
ただ、ZLでガム膨らましをするのですが、それもかなり頻繁に使うボタンなのでコントローラーの握り方が難しくなりそう。
LとZL両方に指を載せておかないといけないので、手が小さい人は厳しいと思いますし、Joy-Conだとボタンが小さくて逆に握りにくいという問題もあります。
後者であればProコントローラーを使用する選択肢があるので、それも検討するとよいかもしれません。
ブレイクアタック
相手のガムを割ることができる攻撃です。
これが決まると武器が壊れるので、攻撃できなくなったりかなり不利な状況になります。
Sエナジー8個で出来る大武器クラフトをしているプレイヤーは普通の武器では手がつけられないことがあるのですが、そんな時にこれを使うことで有利な状況から引きずり下ろすことができそうです。
私がプレイした際はこれをやられただけで自分から仕掛けることができなかったので、できるだけ意識して戦えるように練習したいと思っています。
Sバーストとソウサイ
攻撃を受けている時に表示されるZLボタンの表示。
この時にZLボタンを押すとSバーストが発動します。
Sバースト中はソウサイが発生して、敵が有利な状況を無理やり同じ状況にまで持ち込むことができます。
ただ、このソウサイが曲者なんですよね。
ソウサイは読み合いの勝負!みたいなことをチュートリアルで言われるのですが、実際はじゃんけんなんですよね。
なので運が勝敗を分ける状況に持ち込むみたいなシステム。
まだ慣れていないだけなのかもしれませんが、ソウサイで方向選択するための情報が無いので適当に選ぶだけ。
情報があってもあの一瞬だと情報を見て選ぶのはかなり熟練のプレイヤーだけになるんじゃないかと思います。
最後の最後で運(だと感じる)要素で勝敗を決することになるのが、理不尽だと感じる人もいるんじゃないかと思っていて、結構危惧している部分だったりします。
もっとやり込んだら分かるんですかね……。むずかしい……。
さいごに
6/25についにリリースされるニンジャラ。
遊んでみた感想は、ごちゃつくパーティ対戦ゲーム、という感じでした。
多人数が近接武器で戦うのでどうしてもみんなが入り乱れる戦闘になりがちなんですよ。
それ以外にも、攻撃方向などが勝手に決められてしまうことから、自分が思ったようなアクションになりにくいとも感じました。
空中にいると使えないスキルがあるんですが、普段戦闘していると空中にいることが多かったりするので操作が感覚とズレを感じやすい部分が多いようにも思います。
近接でごちゃつくのは『Bleeding Edge』を遊んだ時にも感じたことで、3Dで近接対戦をすることの難しいポイントだと思うんですよね。
スマブラもなんだかんだいってごちゃごちゃした対戦になると思うのですが、サイドビュー&大部分が見えるのでその点緩和されているんですよね。
TPS視点でこれをやるとどうしても見える場所が多くなったり、見えない場所も多くなったりしますし、距離感を掴むという部分でユーザーの認識力に頼らざるを得ない部分が出てきたりします。
その対策として、ニンジャラでは敵への吸着が入っているのだと思いますが、最初遊ぶとそれが感覚とズレて気持ち悪いということになったりもします。
多分しばらく遊んでいれば慣れるとも思うのですが……。
色々書きましたが基本無料ですし気になった人はとりあえず遊んでみてはいかがでしょうか?
私もリリースされたら少し遊んでみるつもりです。
やり込んでいくと見えてくるものがあるのかなとも思っているので、それを見つけられるところまでは遊びたいな、と思っています。