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ゲームレビュー:GRANBLUE FANTASY: Relink Demo ビルドが面白くなりそうなアクションRPGの体験版

こんにちは。譲治です。
先日の記事でも紹介した『GRANBLUE FANTASY: Relink』ですが、体験版が配信されたので試しにプレイしてみました。
今回プレイしたのはPS5版。体験版はあとPS4版もあるのですが、せっかくなのでこちらをプレイしてみました。

ちなみに度々言っていますが、グラブルをほぼ知らないので、その点はご容赦ください。

体験版で遊べること

今回の体験版でプレイできるのは3つのモードでした。
チュートリアルモードはその名の通りチュートリアルをするためのモード。基本操作を学ぶことができます。
ストーリーモードはゲーム内のとあるパートのストーリーを試すことができるタイプのモードで、編成などは変更できないながらも、雑魚を倒したり、ボスと戦ったりとそれなりの尺プレイすることができるものでした。
最後のクエストモードは個別でクエストを受注し、そこにチャレンジするモード。流れはモンハンとかに近いかもですね。ウェーブ戦とボス戦の2パターンありました。

使用できるキャラ

クエストモードでは編成変更などを行うことができ、そちらでは操作するキャラクターの変更も可能。10キャラから選ぶことができるというのは、体験版として考えるとかなり太っ腹に感じましたね。

『GRANBLUE FANTASY Versus』の知識(というのも烏滸がましいようなかすかな記憶)しかないので、どのキャラがどういうキャラなのか、というのはわかっていませんが、それでも数が多く用意されていることで誰を使おうかな、と考える部分も面白そうに感じられました。

戦闘について

改めて見てもわかりにくい画像なのですが……。

戦闘の操作系はなんとなく『FINAL FANTASY XVI』を感じました。
アビリティが○×△□の裏側にあって、別ボタンを押すことで切り替えられるようになっており、戦闘中に最大4種類のアビリティを使用することができるようになっているというもの。
他に挙げるとしたら『SCARLET NEXUS』がそんな操作感だったような気もしますが……どうでしたっけ?

ともあれ、スピード感早めの戦闘でガードや回避を駆使しつつ、通常攻撃のコンボとアビリティを当てつつ……このゲーム独自の「リンクアタック」という連携攻撃を決めるのが基本的な戦闘の流れになります。

ここで気になってくるのがエネミー側のリアクション。
プレイヤー側の攻撃がヒットしたことを示す要素が数字のみなんですよね……。

アクションRPG、とくにRPG側を強く押し出していることを考えるとそういうのもあるかーという気持ちにもなりますが、攻撃の当て感が物足りないというのが正直な感想でした。たまにのけぞってくれたりもするのですが、ヒット時のフラッシュもアドモーションもなく、「攻撃を当てたぜ!」というフィードバックが弱いと思うんですよね。

ゲームの狙っているところがそこではないのでしょうが、少し物足りないと感じたポイントでした。

逆に武器やジーンの付け替えのようなカスタマイズ要素は奥行きを想像させられましたね。装備するものによって各キャラの性能が変わっていくので、重視するスキルや戦い方に合わせて特化させるようなビルドが面白くなるのかも。
また、マルチプレイで他のプレイヤーと一緒にプレイすることもできるのですが、そこでどのような武器を使うか、合わせるのか、自分が引っ張るのか、みたいなやり取りも発生しそう。高難易度クエストに対してどのようなビルドで挑むか……それを考えるのは面白そうですよね。

さいごに

体験版なのでまだまだわからない箇所も多いのですが、ジャンルを純粋なアクションではなくアクションRPGとして、戦闘を細かい操作ではなく装備・ビルドを実際に試す場として捉えることで、ゲームの目指したい完成像の輪郭が見えるような気がします。

どのように火力を出すか、素早く倒すか、耐久できるかなどなど、クエスト毎適したビルドを用意して立ち向かい、その報酬でまた強くなっていく……そんなゲームとして楽しむことができそうな一作です。

2月も忙しいのでどうしたものか、と思ってはいますがぜひ遊んでみたいゲームです。友人と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか?