
こんにちは。譲治です。
今回は協力なんだけど相方へ隠し事をしながら進めていかなければならない……というような目的秘匿型の2人プレイ専用パズルアドベンチャーゲーム、『違う星のぼくら』の体験版の感想を書いていこうと思います。
先に書いておくと、ゲームとしては楽しい半面、「目的秘匿」の部分を楽しむことは出来なかったので、製品版次第だなーという感じです。
違う星のぼくらとは?
『違う星のぼくら』は2人のプレイヤーが会話をすることで情報を共有したり、タイミングを図ったりしながらパズルを解きつつ旅を進める「2人プレイ専用パズルアドベンチャーゲーム」です。

舞台は、とある惑星へと向かう途中、探査船が不時着した見知らぬ惑星。
プレイヤーは探査船のクルーとなって、もう1人のクルーと協力しながら地球への生還を目指します。
ただし、このクルーはどちらも死刑囚。
それぞれ人には言えない思惑を抱えながら、惑星からの脱出に向けて協力をしていくが……。
本作と似たような名前の『違う冬のぼくら』というゲームがありますが、その作者と同じところにょり氏が手掛けるゲーム。
今作は『違う冬のぼくら』と同じ仕組みを使いつつも、真逆の方向のゲームになっているとのこと。
『違う冬のぼくら』を開発していた際に考えたもののそちらには進めなかったという方向に、今作ではガッツリ振ってみることでどのようなゲームになるのかを試してみた、というような話もされていますし「目的を秘匿する」という部分が大きな要素になっていることが伺えます。
2人協力必須なゲームと言えば、本ブログでも『It Takes Two』や『オペレーション:タンゴ』を紹介したことがあります。
『It Takes Two』は画面分割でも遊べるゲームですが、『オペレーション:タンゴ』は異なる画面を見ていることが大事なので別モニターを使ってプレイするゲームと言う感じ。
それでいうと今作は後者の『オペレーション:タンゴ』に近いと言えるでしょう。
相手の画面が見えないからこそどのように情報を伝えるのかを考える、そして、相手に見られないからこそ「悟られてはならない目的」を隠すことができる……はず。
そんな、相手と1対1の協力が必須なちょっと特殊な協力系ゲームの中でも更に特別な「目的秘匿」という要素が入ったゲームということで、どんな体験になるのか気になっていたんですよね。
そしたらなんと体験版がリリースされたではないですか!
やらない手はないですよねー。
協力要素について

今回プレイした体験版でもっとも面白かったのは協力の部分でした。
意外と簡単に死んでしまうプレイヤーを操作しつつ、相方に情報を伝えて攻略していく……。
まぁよくあるゲームといえばそうなのですが、登場する記号などがなんとも表現しにくくなっていて、これを伝えるだけでも一苦労。
更に相手の画面が見えないので、向こう側で何が起きているのかも分からず……。
進めたかなと思ってスイッチから離れたら閉じてきたゲートに潰されたり、電気が流れで死んだりは日常茶飯事。
ただ、それを繰り返すことで「何を伝えればよいのか」「どのように伝えればよいのか」がだんだんと作られていくんですよね。

相方との共通概念が形成されていくことで、最初よりも段々とコミュニケーションが円滑になっていくのが本当に面白い。
うまくパズルをクリアできた!というのも面白いのですが、それよりも相手とうまくコミュニケーションができるようになっていく、チームメンバーになっていく、みたいな感覚が面白いんですよ。
これができるとなかなか止め時を見失うことになるんじゃないかと思いますね。
目的秘匿要素について

『違う冬のぼくら』と大きく異なる要素が目的秘匿という部分です。
最初に書いたように、これを確認して試してみる!というのが今回の最も重要な目的でした。
が
今回は秘匿する部分の遊びを体験することは叶いませんでした……。

ゲームのチュートリアルパートのような箇所が一通り終わると、体験版でも「しばらく喋っちゃだめですよ」というシーンが始まります。
ここでそれぞれのキャラクターの過去話や目的が描かれるのですが……今作では隠す/隠さないの話までは発展しません。
というか、体験版ではフレーバーとしての役割しかありませんでした。
協力の途中で何かしてやる、みたいなことはなく、ゲームを進めていくと勝手に進行していき、最後にカットシーン演出の中決着がつけられる……という感じ。
辛うじて目的を秘匿することになるんですよ、という雰囲気は感じられるものの、ゲーム体験とは全く結びつかず、「目的秘匿とは?」という疑問が残る形になっていたように思われます。
1時間弱の体験版で体感できるところまで持っていくのは難しいのだろうとは思いますが、楽しみにしていた箇所だっただけに結構残念でしたね。
さいごに

2025年1月17日に配信された『違う星のぼくら』の特別体験版をプレイしてみましたが、最初に書いたように期待していた要素は遊ぶことが出来ませんでした。
ただ、2人プレイ必須なゲームの協力がどんなものなのかを体験する分には十分な体験版なので、協力パートのおためし版としては全然ありだと思いますね。
製品版の『違う星のぼくら』は4月25日にSteamにてリリース予定とのこと。
実際の体験がどうなるのかは、リリースされたあと試してみたいと思います。
ちなみに、体験版は製品版と異なる物語なので製品版でのネタバレは気にせず楽しむことが出来ますよ。
気になっている人はぜひ確認してみてください。