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Overwatch2:新時代の開幕となったシーズン1はザリア時代でした

時間の流れというのは早いもので、『Overwatch2』のリリースからもう2ヶ月が経とうとしています。
情報公開やβテストの開始時期から色々と書いてきましたし、何より前作からずっと遊んでいる本作。今回はその最初のシーズンの終わりについて振り返りつつあれこれと書いていこうと思います。

新ヒーローと新マップと新ルール

βテスト時点でもすでにいろいろ追加されていましたが、ジャンカークイーン、ソジョーンと言った新ヒーローが追加されました。更にキリコという日本人サポーターヒーローが追加になったのも嬉しい要素。ヒーローを選択して戦うゲームですので、新しいヒーローが追加されるというのは嬉しいものです。
ただし、ソジョーンとキリコがシーズン1の環境トップとなり、いないと困るレベルになっているのはいかがなものかという気が……。

ソジョーンはチャージすることで強力な射撃を行うことができるダメージヒーロー。その高火力の1撃と通常時の安定した射撃の二刀流でとりあえず出しておけば良いヒーローという位置づけになっている印象です。もちろんエイムが良くないと活躍しにくくなってはいますが、エイムに自信がある人が使うとめちゃくちゃ強い。
キリコはタンクが減って盾も減った『Overwatch2』でかなり強力だったアナの阻害瓶へのカウンターとなるだけでなく、回復力も馬鹿にならないんですよね。更にいうと機動力もあってなかなか死ににくいという……。死なないしカウンターできるし、ヘッドショットダメージが高いしUltも強いという難しいけど強いヒーローという位置づけになっています。

ジャンカークイーンさんは次強化くるらしいのでそれまでは裏に控えててもらえますかね?

ヒーロー以外だと『Overwatch』には無かったプッシュというルールや、新しいマップの追加もありました。サーキットロイヤルとか結構高低差があって難しいマップですけどしっかり中距離戦に重点を置いて作られたマップだと思いますね。プッシュは時間感というか、何分時点でこうなっているとどうなるか、みたいなのが重要なルールなんですけど、進捗度合いがわかるようでわかりにくいのが難しいルールですよね。どこかでまとめてみようかなとか思ったりしてます。

全体的に新しい要素が追加になり、ワクワクしながら遊ぶことができました。『Overwatch』らしさも残しつつ、『Overwatch2』として新しさも感じることができる……素晴らしいゲームですね。

環境の話

まず前提として、私はそんなに上手いわけではなくて、良くてプラチナくらいのレート帯です。なので、トップレートの環境の話とかは正直わからないというか、実感できないので話せません。ですが、中間くらいのレート帯における環境の話はそれはそれで残しておいても良いかなと思うので、そういう意図で書いていこうと思います。

個人的にシーズン1は大きく3つの時期に分けられると思っています。
それがこちら。

  1. キリコランクマッチ開放前(キリコ加入前期)
  2. キリコランクマッチ開放後(キリコ加入後期)
  3. ザリアナーフ後(ナーフ期)

他にも各ダメージの調整などもあったと思いますが、それよりも大きかった(と個人的に感じた)出来事をベースに区分させてもらいます。

キリコ加入前期

キリコがまだランクマッチで使えない頃の話です。
『Overwatch2』になり、タンクが1人減ったことで盾も減り、アナの阻害瓶が通りやすくなったこともあって、サポートはアナが必須という環境。
ですが、フランカーから身を守る手段が限られていることもあってフランカーも多く、サポート早狩り対決といった状態になっていたように思います。フランカーはゲンジ・ソンブラが強く、暴れると手がつけられない状態になってましたね。

アナを出しておきたいのだけど、フランカーが突っ込んできて倒されてしまう……。前作と比べて相手をスタンさせるスキルが減ったことも相まって、フランカーへの対策が難しい状態でした。

全力でお互いにサポートを削り合って、先に倒されたチームが押し込まれる。
すべてがそんな試合だったわけではありませんが、そんな印象でしたね。

キリコ加入後期


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キリコがランクマッチで使用可能になって、最も大きく変わったのは当然サポートの構成です。キリコのヒール力がなかなか高いこともあり、メインヒーラー寄りの運用も可能に。アナと組む、ルシオと組む、モイラと組むなど、様々な組み合わせが生まれましたね。

テレポートスキルや無敵スキルのお陰で死にそうな状況を生き抜くことができるようになったのですが、それだけでなくフランカー(特にソンブラ)に調整が入ることになったのもこれくらいの時期だったと思います。
これによって、サポートが死ににくい状況が生まれ、フランカー最強時代ではなく、フランカー構成にするか、遠距離から射抜くような構成にするか……のような選択肢が生まれるようになりました。

ただし、タンクは別の話。
基本的にザリアのバリアCTが早いためザリアがなかなか死なず、高火力状態をキープし易くなっていました。タンク同士の戦いでザリアが出ると、対策のためにはザリアを出さざるを得ないと言われるほどで、ザリアの強さがかなり目立っていくことになります。

ナーフ期

ザリアに限った話ではないのですが、強力すぎるヒーローは弱くなるよう調整を受けてしまいます。
ザリアはバリアのCTが長くなり、以前ほどバリアを連続で使えないようになりました……が、それでもザリアは全然現役。他のタンクとの入れ替えを考えることはありますが、出せないなんてことは全くありません。

ナーフされてもザリアが強い。
タンクを使うことが多いので、どうしてもザリアの印象が強くなったシーズン1でした。

シーズン1を通しての感想

色々気になることもあると思いますが、2ヶ月間プレイし続けたこともあり、1タンクでの戦い方にもだいぶ慣れてきたように思います。タンクは体力があり、更には火力が出せるようになったこともあって、試合を直接動かすような、そんな戦い方ができるようになりましたね。

逆にサポートは大きく変わった箇所が多くなく新鮮味にかけます。もちろんキリコという新しいヒーローがいるので、ある程度は満たされる気がしますが、他のロールと比べて変化が少ないんですよね。さらに試合をリード・キャリーするパワーはそこまで強くないので、どうしても流されがち……。
キリコが入るまでは逃げ回るしかない時間もあって、辛く苦しいのに報われない……そんなロールだったように感じていました。

当初言われていたようなCoDのような個人戦闘ばかりになるというような懸念は特になく、5人という人数に合わせた戦い方・戦術が生まれ、チーム単位での押し引きは残っているので『Overwatch』らしいプレイフィールはしっかり残っています。これから更に追加されていくヒーローやマップによって、戦いが変わっていくのが楽しみになりますね。

さいごに

色々と思い返しながら書きましたが、結論はシーズン1から『Overwatch2』は最高のゲームだぜ!ということになりますね。


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シーズン2ではジャンカークイーンの強化やラマットラという名前の新タンクが追加されます。なかなか強力な性能を持っていそうで、またラインハルトが辛い時代になりそう……。
バリア貫通攻撃というのがザリアのバリアも貫通するのだとすると環境に影響ありそうですし、ラマットラを使いこなせるかが重要になるような気がします。

ジャンカークイーンもしっかり強化が入って、もっとピックされるようになると面白そう。他のキャラとのメタに入ってくるようになると良いですね……。

これからも面白くなっていきそうな『Overwatch2』。
今から始めても楽しめるゲームなので、ぜひ遊んでみてもらえると嬉しいです。いろんなヒーローがいるので好きなキャラが1人くらいは居ると思いますし、チームで協力しながら戦うのでチームスポーツ的な面白さがありますし、何より基本無料ですからね。

そんこれからもちょこちょこと『Overwatch2』関連の記事を書いていこうと思うので、よければ読んでもらえると嬉しいです。

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