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実写ドラマ化される『幽☆遊☆白書』に思いを馳せる話

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『るろうに剣心』や『DEATH NOTE』、『銀魂』に『BLEACH』など、実写化されたジャンプ漫画は多くあります。最近だと8月31日からNetflixで配信が開始される『ONE PIECE』も注目作ですよね。
海外実写というと『ドラゴンボール』の影がちらついたりもしますが……まぁあれは比較対象にしなくても良いでしょう……。

『ONE PIECE』も気になりますし、絶対に見るつもりなのですが、今年の注目作はそれだけじゃあありません。
そう、同じくNetflixでドラマが公開される『幽☆遊☆白書』も注目すべき作品です。

そんなわけで今回は『幽☆遊☆白書』がどんな作品になるのか、予想というほどでもなく、あれこれ好き勝手話していこうと思います。

幽☆遊☆白書とは?

幽★遊★白書 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

今更説明するまでもないとは思いますが、念のため。

『HUNTER×HUNTER』で有名な冨樫義博による漫画で連載は1990年開始。
主人公の浦飯幽助を中心に桑原、蔵馬、飛影といった仲間たちとともに、人間界のみならず魔界や霊界を巻き込んでの冒険を描いた作品です。

物語は幽助が交通事故で死ぬところから始まり、生き返るための試練として事件を解決していくことに……という話だったものの、予定よりも早めに幽助は体を取り戻し、霊界探偵として働き始め、戸愚呂兄弟との戦いを描いた暗黒武術会や、元霊界探偵である仙水忍との戦い、そして魔界でのトーナメントと、様々な敵との戦いが繰り広げられることに。

詳しいことは原作を読んでもらうのが一番なので、そっちでお願いします。

ドラマ版について

ドラマ版について、8月現在の段階で公開されているのは、配信開始タイミングと一部キャスト、そして監督や脚本などの情報のみ。

配信は2023年12月予定で、現在発表されているキャストは

  • 浦飯幽助:北村匠海
  • 桑原和真:上杉柊平
  • 蔵馬:志尊淳
  • 飛影:本郷奏多

のメイン4人となっています。

噂では、戸愚呂兄に滝藤賢一が、弟には綾野剛という話もありますが、公式発表はまだ。ほかキャスト含めてまだ公式発表ではないので予想して楽しんでおくくらいが良さそうです。

個人的には本郷奏多が好きなのでキャストとして参戦しているのはかなりプラス。ただ、ボコボコにされるようなシーンは無いので少し物足りない気持ちです。キングダムの成蟜くらいのはっきりわかりやすい悪役はしばらく無いんでしょうかね……。

話を戻してドラマの範囲の話。
どの範囲をドラマ化するのかですが、ネトフリのドラマは8話が多いイメージなんですよね。『ウィッチャー』も1シーズン8話でしたし、『今際の国のアリス』も8話。最初に書いた『ONE PIECE』も8話らしいので、『幽☆遊☆白書』も8話構成なんじゃないかなぁと思っています。

そうなると原作をたどる場合最後まではドラマにできないはず……。

というわけで、ここからが勝手にあれこれ予想するコーナーです。

最低限やる(と思われる)話

幽★遊★白書 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

蔵馬と飛影が主要人物として紹介されていることからも、ともに戦うところが描かれるであろうことは想像ができます。まぁこの4人が一緒に戦うところがないと流石にもにょるというか。乱童戦までだけやって終わり、みたいな話になってもそれを『幽☆遊☆白書』だ!と自信満々には言えないでしょう。

というわけで、蔵馬・飛影と共闘することを考えると、その前の霊界探偵として妖怪盗賊を倒す話は外せません。つまり、剛鬼戦、蔵馬との会話、そして飛影との戦い、の流れはどこかに組み込まれると思われます。

その上で、何らかの形での共闘が描かれる、という流れが一番ありそうですよね。

予想その1 四聖獣戦までやるパターン

幽★遊★白書 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)

これは無いだろうなぁと思いつつの1パターン目です。
1~3話で体を取り戻すところまでをやって、4~6話で飛影との戦いまでやって、その後7,8話で四聖獣と戦って終わり、という予想。

日常編も入れることで中盤での変化をはっきりつけつつ、最後は共闘という流れが安牌なように思えるんですよね。なので序盤のわかりやすい強敵である朱雀との戦いをクライマックスに据えるという案を考えてみました。

ただ正直に言うと、四聖獣戦にそこまでの引きがあるのかが疑問。
面白くないわけではないのですが、これをシーズン1の最後にするので原作ファンは納得するんですかね……?(もともと実写への風当たりが強いのは置いておいて)

4人が一緒に戦うことになる展開自体は良いんですが、やるとしたら中盤だよなぁとも思っていたりします。

予想その2 奥義継承もやるパターン

基本的には上の案と同じなのですが、乱童戦もやる案です。
この場合、幻海の登場が飛影との戦いの後、四聖獣との戦いの前に入るので日常パートが短くなるのかも。

となると、1話目で死亡するもすぐに体を取り戻す。ただし、霊界探偵として戦ってね、というところまでやってしまう、というのもあるかもしれません。
そして、2~4話で飛影との戦いまでやって、5~6話で乱童と決着をつけて、7~8話で四聖獣戦、という感じ。

かなり詰め詰めにも感じますが、体を取り戻すところはサクッと済ませちゃいそうな気もするんですよね……。

予想その3 雪菜を助けるところまでパターン

幽★遊★白書 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

この構成が一番ありそうだと思っている案。
噂を信じるかどうかは別なんですが、戸愚呂兄弟は出てほしいじゃないですか。となると、雪菜を助け出す話か、暗黒武術会までやらないといけないのですが、暗黒武術会はちょっと長い……。
というわけで、雪菜を助け出すところまでやって終わり、というパターンなんじゃないかなと思っています。

ただ、この場合、蔵馬・飛影とのチームアップのタイミングが無くなりそうなんですよね。それがちょっとネックです。

やるとしたら、1~3話で体を取り戻すところまでをやって、4~6話で飛影との戦いまでやって、その後7,8話で雪菜を助け出して終わり、とかでしょうか。
または、2パターン目みたいに、1話目で体を取り戻して、2~3話で飛影との戦いまで。4~6話で四聖獣戦をやって、7~8話で雪菜を助け出す、というようにギュッと詰めるのも考えられるかもしれません。

シーズン2へのクリフハンガー

幽★遊★白書 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)

クリフハンガーというのは、ドラマなどの最後のシーンでなんらかの未解決要素や新展開を見せるなどして、続きが気になるような終わり方をする手法のこと。

そんなわけでこの記事はついに、始まってもいないドラマのどうなるかわからないシーズン2への引きの話という、本当に適当な妄想トークに突入します。

でも実は上の予想の話と全然関係ない話ではないんですよね。
というのも、3つ目の案で戸愚呂兄弟が出てきたとしたら、8話目のエンドクレジットとかで戸愚呂弟が立ち上がるシーンが描かれそうだから。シーズン1では幽助の紹介と4人のチームアップ、そして戸愚呂兄弟という強大なキャラクターとの初対戦というところまで描かれるとしたら、シーズン2では暗黒武術会の話になるはず。仙水忍の話までは行かない気がするので、あるとしたらシーズン3でしょうね。もちろん妄想ですが。

さいごに

公式の情報があまり出てこないことを良いことに、あれこれ妄想を垂れ流す回でした。キャスト情報がもう少し詳細にわかれば、内容の予想もし易いんですが、現時点では全然情報が無いですからね。これはもう勝手にあれこれ言うしか無いでしょう。

実写化作品は映画を中心に見てきましたが、今年は最初に書いた『ONE PIECE』と『幽☆遊☆白書』というビッグタイトルが予定されているので、ドラマもしっかり見てみようと思っています。

そういえば、『幽☆遊☆白書』といえば舞台もありましたね。
第1弾では飛影と戦うところまでやったあと、読み切りの「TWO SHOTS」での蔵馬と飛影の出会いまでが演じられていたとのこと。さらに第2弾では四聖獣(のうち朱雀と青龍)や雪菜、そして戸愚呂兄弟も登場したそうなので、近い構成になる可能性もありそう?
興味がある人は事前に見ておくと、ちょうど良い予習になる……かもしれません。

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