こんにちは。譲治です。
今回は珍しく、英語学習の話。
といっても、ガチでやるような勉強の話ではありません。
話は変わりますが、私はマンガを読む機会が割りと多い方で、移動時間などスマホを使ってマンガにふれる時間がそれなりにあります。それ以外の時間でも読むことが多いのですが、似たような人も結構いると思うんですよね。
じゃあ、そのマンガを読む時間が英語学習に繋がったら?
それが今回紹介する「Langaku」というサービスになります。
マンガで英語を学習するということ
英語に限りませんが、言語学習には色々な手法がありますよね。
参考書を読むのも学習ですし、英会話スクールに通うのも、ラジオ英会話をするのも学習です。英語に詳しい人と会話しながら学ぶというのもあると思います。さらに、映画の字幕を使って英語に触れる方法もありますし、スピードラーニングというのもありましたね。
様々な方法がありますが、今回はマンガを読むことで英語を学習していく手法にフォーカスしたサービスを紹介したいと思います。
見てもらうのが早いので、一部のみ持ってきてみました。
左は鬼滅の刃、右はワンピース。このように英語でマンガを読むことで、自然に英語を身につけることができる、というのがこのサービスの目指しているところなんだそうです。
見てもらうとわかるように、すべてのコマが英語で書かれているわけではありません。これは「英語率」の設定によるもので、左下にも表示されている「英語率」を変更することで英語と日本語の割合を変更することができます。
正直、すべて英語だと読んでいて疲れてしまったり、温度感を掴みきれないことがあるので、自分の読みやすい英語率で読むのが続けるためにも重要なのかなと感じていますね。
ちなみに、英語でマンガを読む中でわからない単語が出てきた時は、辞書を表示することも可能です。コマをタップするとそのコマで使われている単語が表示され、意味の確認ができるようになっています。
また、読み方の確認のための「音声再生」、更に後で見直すための「単語帳登録」という機能もあり、英語学習を助けてくれます。単語帳に登録すると、その日の最後に単語学習として単語帳に登録した単語の確認ができます。さらに、うろ覚えだったら翌日の学習で、覚えていたら3日後の学習で、というように覚え度合いに応じた復習タイミングの調整も行ってくれるため、しっかりと勉強したいというニーズにもうまく答えてくれるものになっています。
個人的には「質問」の機能がありがたいと感じていて、そのコマの表現などわからないことがあったら質問を投げるようにしています。自分が疑問に思った物以外にも他のユーザーが投げた質問と回答を見ることもできるためそちらにも目を通すことも。同じような疑問を持った人が先に質問をしてくれていたりするので助かることも多いですね。
あとは、「読書ログ」でしょう。
ログを取るのが好きな人間なので、今まで読んだ量などをグラフや累計で見ることができるというのは嬉しいもの。更にアプリ内でTips的に表示されるコラムでは、10万ワードが基準点という話もあるのでそこに向けてどれくらい読み続ければ良いのか、みたいな指標にすることも可能です。目標が見えた方がやる気が出ますしこういうの良いですよね。
このように読書できる「Langaku」ですが、現在読むことができる作品は少し少なめ。あと、公開されているのが25~50話くらいなので全話読むことは流石にできません。と言っても『鬼滅の刃』『ワンピース』だけでなく、『デスノート』や『アオハライド』、『スパイファミリー』に『NANA』と、集英社作品が12作品ほど並んでいるので、いろんな作品を読むきっかけや、思い出すのにはちょうどいいくらいかなと感じています。
このラインナップですが、集英社作品が並んでいるのは集英社の掲げるマンガテックという企画と絡んだサービスだから。
まだβテスト段階ということもあり、作品数も少ないのだと思うので、正式サービスが始まったら集英社作品がもっと増えると良いなと思ってます。
さいごに
マンガを読むことで英語学習をするという、「マンガを読む機会が多い人」であれば始めるのにそこまでハードルが高くない、うまいサービスだなと感じています。ただ、まだ始めたばかりということもあり、どこまで効果があるかは未知数。とはいえ、英語に触れるハードルを下げる、習慣付けをするというだけでも意味はあると感じています。
まずは楽しく続けることを重視して、今後もマンガを読みながら英語に触れていくつもりです。