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ゲームレビュー:Knockout City ドッジボールならではの読み合いの面白さに少しのスパイスを加えた新しい対戦ゲーム

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こんにちは。譲治です。
先日リリースされた『Knockout City』。
ドッジボールを題材にした3vs3の対戦ゲームということで、気にはなっていたのですが全く遊んだことのない状態で買うのはちょっと……と思っていたら無料で遊べる期間がありまして、その期間でがっつり遊ぶことができました。
30日までだったのでもう期間は終わってしまっているのですが、遊んだ結果購入を決めるくらい楽しめたので、どんなゲームだったのか感想を書いていきたいと思います。

ちなみにPC版はスクリーンショットが上手く撮れなかったので画像はPS4版で撮影しています。

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Knockout Cityってどんなゲーム?


www.youtube.com

『Knockout City』は最初に書いたとおり、ドッジボールを題材とした3対3で戦うマルチプレイのゲームです。
2回ボールを当てられるとダウンしてしまい、リスポーンします。
基本的なルールでは先に10回相手チームをダウンさせると勝利となります。

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ボールの投げ方は大きく分けると3種類。
まっすぐ投げる通常の投げ、横方向に大きな弧を描いて飛んでいくカーブボール、そして上方向へループして飛んでいくロブボール
これらを使い分けて、対面した相手に対してボールを当てることになります。

しかし、受ける側もただで当たってはくれません。
回避ボールキャッチによって飛んできたボールに対策することが可能です。
更にキャッチした場合は投げるボールの速度がアップするボーナスもつくので、相手の攻撃を無効化しつつ、すぐに反撃に転じることが可能です。

更に投げるふりをするフェイクもあり、それらを織り交ぜた攻防が繰り広げられます。
ちなみにボールはロックオン式でホーミング性能もあるため、シューターのようなエイム能力は必要なく、駆け引きの上手さが重要な能力になってきます。

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また、普通のボールだけではなく、特別なボールも存在します。
例えばスナイパーライフルのように長距離からものすごい速度で投げられるボールや、持っていると一定時間で爆発するボール、更には相手に当てるとボールの折に閉じ込めて投げてしまうことのできるボールなど、普通のボールとは違った特徴を持ったボールによって、読み合いに幅が生まれますね。

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そしてなんと自分自身がボールになることも出来るのが『KnockoutCity』の面白いところ。
自分がボールになって味方に投げてもらうことで、敵を1撃KOすることが出来ます。
また、普通のボールのように貯めてから投げると特別な投擲に切り替わり、投げられたボール側のプレイヤーが着弾位置を指定できる迫撃砲のような必殺ビンに。
爆発の範囲に巻き込まれた敵はまとめてKOとなるため、一発で3キルなんてことも可能です。

シンプルながらも奥深い読み合いと、そこに特別なボールによるスパイスが加えられ、何度プレイしても飽きることのない、面白いゲームになっています。

そんな『KnockoutCity』はSteam、Origin、Epic、PS4、Xbox、Switchと幅広いゲームハードで遊ぶことが可能。
ハードを跨いで対戦を行うこともできるため、持っているゲームハードに関係なく、友達と一緒に遊べるゲームですね。

感想

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説明に色々書いたので、面白い部分はすでに説明済みになってしまいましたが、『Knockout City』は対面での読み合いが面白いゲームです。
ただ、それだけではなく3人同士の対戦だからこその面白さも詰まっているように感じました。

ちょっと思い出してみてもらいたいのですが、昔ドッジボールをした時に、内野と外野とでボールを行き来させて、相手チームに当てるタイミングを見計らうような経験があるんじゃないでしょうか?
または、普段とは違うルールということで、複数のボールを使ってドッジボールをし、1人を2つのボールで狙うような経験をしたことがある人もいるかも知れません。
『Knockout City』でも同じように大事になるのが、他のプレイヤーとの連携なんですね。

ボールのキャッチは慣れてくればそれなりに出来るようになるため、対面で普通に投げるのは悪手。
なのでそこにフェイクや変化球、速度の違いを織り交ぜ、更には位置取りも含めて行う駆け引きが必要となります。
それでもボールを当てられるかどうか難しい……。そんな状況は多々あります。
そこで重要になるのが他のプレイヤーとの連携です。
味方が狙っている相手を別方向から同時に狙ったり、近くにいる味方にボールをパスして当ててもらったり……みんなでまとまって動くことで、1対1では出来なかった戦い方が出来るようになっていきます。

まだ、ランクが50になるかならないかくらいなので偉そうなことは言えませんが、勝てるチームと勝てないチームの違いはこの連携なんじゃないかと感じています。
始めたばかりだったり、先行してしまう人がいると、チームの連携が上手く撮れず、カバーも出来ずに1人が倒され、そこからは人数差で負け安くなっていきます。
逆に気持ちよく勝てるときは、チームメンバーがある程度固まって動き、同じ相手を狙ってどんどんボールを当てていくことで一気に価値に繋げていくような動きが多かったように思います。

3人で1チーム。

これを忘れずに、上手く相手を追い込んでいくことで、確実に勝利に近づくことが出来るゲームなので、小手先のスキルだけでなく試合の流れを読む力も問うてくるような面白さを感じています。

まぁ本当にまとまっているとボールになった敵が降ってきて爆発に巻き込まれて全滅することもあるんですけどね。

さいごに

面白い面白いと書いてきましたが、少し気になるところも。
それは「スクリーンショットを取りたい」と思えるような、魅せポイントがあまり存在しないこと。
面白かった!これすごいよね!見て見て!と他の人に見せたくなるようなシーンがあまり無いんですよね。
ゲームとしては全体的に面白いのですが、これが面白かった!とワンシーン区切って言えるような場面があまり無いので、SNSへアップして広めるような伝播のさせ方は難しく感じました。

とはいえ、ゲーム自体は間違いなく面白いですし、スピード感のある戦いの中で上手くキャッチして上手く当てたときはかなり爽快。
人数差がついた逆境でも回避でボールを弾いて、そのボールを拾って1人倒し、キャッチしたボールで更に1人倒し、バウンドしたボールを取って最後の1人も倒す、みたいなことが出来たときはものすごい興奮しますしね。

説明で書いたように、多くのゲームハードやPCで遊ぶことが出来る『Knockout City』。
さらに、完全無料の期間は終わりましたが、ランク25に到達するまでは無料でプレイができるトライアルもしています。
ぜひ多くの人にドッジボールをベースとした、この新しい対戦ゲームで遊んでもらいたいですね。

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