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ゲームオブザイヤーも決まったThe Game Awards2023 各賞や新作発表について色々語り その1

先日ついに「The Game Awards」が開催されましたね。
ゲームオブザイヤーが決まるショーという印象がやはり強いですが、それだけではありません。各ジャンルにおけるベストのゲームやE-sportsタイトルのチームへの表彰や新作発表などもあり、年末の一大イベントと言えるでしょう。

今年も去年同様、色々予想した上で臨んだので、そちらも見てもらえると少し面白いかもしれません。個人的には思ったより当たったな、くらいの印象ですが。

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そして今回も適当に駄弁るような形式で、各賞や新作発表を振り返っていこうと思います。よかったらそれぞれ感じたことを振り返りつつ、読んでもらえると嬉しいです。

Baldur’s Gate 3

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ゲーム・オブ・ザ・イヤー、つまり今年の王者として君臨することになったのが『Baldur’s Gate 3』です。
予想記事にも書きましたが、イギリスで開催されたゴールデンジョイスティックアワードでもアルティメット・ゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、今回のTGAでもゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞。その勢いは留まるところを知りません。このままだと他の大規模ゲームアワードであるDICEアワードやGDCのアワードも獲ってしまいそう。

『Baldur’s Gate 3』は有名なTRPGである『ダンジョンズアンドドラゴンズ』をベースにしたRPGで、ファンタジーらしい世界観で繰り広げられる冒険を描くゲーム。ダイスロールでの成否判定など、D&Dの要素やルールを組み込み、プレイヤーの選択で展開が大きく変わっていくとのこと。

日本語版が12/21発売なのでまだ先ですが、年末年始は王者の在り方を実際にプレイして体験してみたいところです。

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

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予想……というよりは獲って欲しいという願望からゲーム・オブ・ザ・イヤーに推していた『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』はベストアクション/アドベンチャー部門の獲得にとどまりました。この獲得も予想していて、そちらは正解でしたね。

アクションアドベンチャーの部門で考えると『Alan Wake 2』や『バイオハザード RE:4』なども強豪ではあるのですが、やはりゼルダのインパクトには勝てません。ブレスオブザワイルドから進化したゼルダの自由度の高さは世界が認めるところ。とはいえ、前作からの進化度合いで考えると少し物足りないのも事実。そんなわけで結果は理解できるのですが、やっぱり日本タイトルがゲーム・オブ・ザ・イヤー獲ってほしかったなぁという気持ちは残りますね。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

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予想通りベストアクションを獲得したのは『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』でした。
まぁ全人類闘争を求めていたわけですし、そりゃ当然と言って良いでしょう。火を見るよりも明らか。まぁ火を見るゲームだったわけですが。

個人的にはアーマードコアシリーズがここまで大きく取り上げられるというのが嬉しいんですよね。もちろんファンはずっといましたが、ゲームとしてはかなりコア向け。アセンブルを変更し、ミッションの流れを考え、最強の機体を作り、コントローラーのあらゆるボタンを駆使しながらハイスピードでアクションをするというのが受け入れられる時代になったのかという驚きもあります。

まぁ『ELDEN RING』という偉大な作品があり、それによってアーマードコアにも改めて光が当てられたという流れもありますが、以前と比べてゲーマーの熟練度が上がったというのもあるでしょう。だからこそ同時にミッションクリア式のゲームデザインを踏襲した本作は覚悟決まっているなぁとも思いますよね。これぞアーマードコアという感じもあるので良い判断だとは思っていますが。

Alan Wake 2

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今年のTGAでの最多ノミネートとなっていた『Alan Wake 2』。
個人的にはノミネート止まりであまり賞を獲らない予想だったのですがそんなことはなく、ベストゲームディレクション、ベストナラティブ、ベストアートディレクションの3つの賞を獲得しました。

やべぇやらなきゃ、というのが正直な感想。
前作であり評価も高い『Alan Wake』の方もしっかりとはプレイできていないので、リメイク版をまずはプレイして、その後本作に手を出そうかなと思っているところです。

『CONTROL』を今プレイしているのですが、そのDLCとしてアラン・ウェイクに絡む話があるのでそこからでも良いんですかね。やっぱりダメ?

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Sea of Stars

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ベストインディーを獲ったのは予想通り『Sea of Stars』でした。
今年の話題具合でいうと順当という印象ですが、面白さでいうと『Cocoon』もすごいという話なので結構難しい賞だったのかもしれません。

まぁまだ遊んでいないので詳しいことは言えませんが、古典的なJRPGを彷彿とさせるようなゲームらしいので、早めに遊んでおきたいところ。というか、今年は『Baldur’s Gate 3』というTRPG的なRPGや、『ファイナルファンタジー16』という日本のメジャーシリーズ、そして『Starfield』という欧米系RPGの新規IPというようにRPGが豊作の年と言えますね。『Sea of Stars』もベストRPGにノミネートされていましたし、好みに合わせてRPGを選べる、ファンにとっては嬉しい年でした。

FINAL FANTASY VII REBIRTH

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今年のタイトルではありませんが、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』が最も期待されるゲームである「Most Anticipated Game」を受賞していましたね。2024年2月29日に発売されると発表されており、来年のゲーム・オブ・ザ・イヤー候補タイトルとしても注目されているかと思います。

前作が2020年発売なので約4年経ってからの第2作目。
3部作になるということなので、このあと出るとしたら2028年とかになるんでしょうか。来年絶対プレイするゲームの1つとして楽しみにしておきたいと思います。

さいごに

今回は受賞作を中心にまとめてみました。
事前に予想していたこともあり、実際に発表されるたびに一喜一憂できたのが面白かったですね。
ちなみに予想結果は、

  • ゲーム・オブ・ザ・イヤー:はずれ
  • ベストナラティブ:はずれ
  • ベストオーディオデザイン:当たり
  • ベストインディー:当たり
  • ベストアクション:当たり
  • ベストアクションアドベンチャー:当たり
  • ベストRPG:当たり

という感じなので、割と当たっていたとも言えるかも。一番大きいところをはずしたのでなんともしっくり来ませんが。

改めて賞を獲ったり、ノミネートされたタイトルを見てみるとRPG色が少し強めだったのかなと思ったりします。古典的なJRPGだけではありませんが、様々な形式のRPGが大きく取り上げられていて、RPGの多様化を感じさせられます。
アクションやシューターが強い時代という印象はありますが、それでもこのような場でRPGが賞を獲っているのを見るとまだまだ頑張れそうだなという気持ちになりますね。

最初にも書いた通り、TGAは各賞の発表だけでなく新作タイトルなどの発表もあるので、次回はそちら中心にあれこれ書いていこうと思っています。
よかったらそちらも読んでもらえると嬉しいです。