
以前、8月に見た映画をまとめた記事を書きましたが、今回はその1年版。
2025年に見た映画を振り返ってみて、個人的に印象に残った映画を紹介してみようと思います。
新しいものだけでなく古いものも混ざってますがその辺はご容赦を。
ゲームもですが、映画も数が多すぎるし過去の名作もたくさんあるので追い切るのは到底不可能。
見たいと思った時に見るのが最速!という気持ちで映画を楽しみ始めた人の話、くらいに思ってもらえるとありがたいです。
ちなみに8月の方で触れた映画については今回は避けておくつもり。
印象に残った度合いだと「近畿地方のある場所について」とかもかなり上位なんですが、前回話してるのでそちらを見てもらえると嬉しいなって思います。
秒速5センチメートル
個人的に今年一番食らってしまったのが「秒速5センチメートル」でした。
アニメ版の方を見たのはいつのことだったか。もう忘れてしまったけども、その当時は入り込みきれないな、と感じたことは覚えています。
その実写化ということで、怖いもの見たさと予告映像の綺麗さへの興味とを携えて映画館へ足を踏み入れました。
結論から言うともう心がぐしゃぐしゃになってしまって、ずっと涙を流し続けてしまうことに。
年齢や経験などもあるのでしょう。見たひと全員に刺さるとは思えませんが、私にはとても突き刺さってしまったのです。
明里の視点や気持ちがちゃんと伝わるようになっていたのが良かったのか。
原作では感じ取れなかった感情の流れを正面から受けてしまったのか。
恋愛ものだと「ラ・ラ・ランド」や「ちょっと思い出しただけ」という作品が好きなのですが、それと通ずる部分もあるのかな……。
映画の良さ・評価を飛び越えて、マイベストの中の1本になってしまった。
そんな作品でした。
スーパーマン
MARVELを抜けてDCへ移ったジェームズ・ガンの監督作品。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が好きな人であればどうしても期待してしまう1作だったように思います。
ちなみにDCというと、「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」の監督もジェームズ・ガンだし、そのスピンオフのピースメイカーの製作総指揮もジェームズ・ガン。
ジェームズ・ガンがDCユニバースを引っ張る立ち位置に立ったわけですが、改めて旗揚げとなったのが「スーパーマン」だと言えるでしょう。
そんな期待を背負った本作。
そしてアメコミ・ヒーローの顔役でもあるスーパーマンのリブートでもある本作は、控えめに言って最高でした。
もちろん気になる箇所はあります。あるんですが、それ以上に面白かった。
伏線もうまいし、話の展開も上手。
なんであの人が死んだのかとか、もっと簡単にできたのでは?みたいなシーンもあるっちゃありますが、「人間らしいスーパーマン」を見ることができた。
そう、人間らしいんです。本作のスーパーマンは。
ある意味「マン・オブ・スティール」とは対照的と言っても良いかもしれない。
負けるし、打ちのめされるし、ボロボロになるし。でも人として立ち上がるスーパーマンが本当に好きでした。
あと、MARVEL映画の小難しい感じに食傷気味だったこともあって、わかりやすい作風も良かった。
こういうのでいいんだよ、こういうので。って感じ。
2026年公開の「スーパーガール」が今から気になってるし、DCユニバースがどうなっていくかにも注目したいですね。
万引き家族
いつか見るリストに入れたままになっていた「万引き家族」もダメージが大きい映画でしたね……。
犯罪に手を染めながら生きている「家族」。
ただ、その様子は本当に楽しそうで、生き生きしていて、人間らしくて……。
やっていることは犯罪なのに、集まっているのは直接血の繋がりがあるわけでもないのに、それでも「家族」として都会の片隅で生きている。
特に海に行くところとか、花火の音を楽しむシーンとか、いびつに歪んでいるのだけど、ここに集まることで形を保てているような。社会に押し出された先で集まれたような。
倫理観的には気になることが多いけど、それでも家族としては幸せそう……。
見ている側が常識と感情と倫理と親愛が入り乱れた混沌の中で何を感じるのか。
そういったものを投げつけてくる作品でした。
もっと早く見ておけばよかった。けど心のゆとりがないと受け止めきれないので今がよかったのかも。
難しいな。全部難しい。
ミーガン2.0
アメリカでの興行が振るわなかったため、日本の劇場公開が無くなってしまった「ミーガン2.0」。
前作のドールホラー路線からは外れて、ドールアクションバトルコメディみたいな、独自の路線を突っ走っているような印象。
たしかに前作の延長を求めている層からしたらいまいちなんだろうな……でも日本人はこういうの好きだと思うんだけどな。
いろんな映画のネタが詰まっているし、それがわからなくても各シーン面白い。
急にカンフー始めるし、ミッション・インポッシブルになったりもするし、ダンスシーンも最高だし、映画としてかなり構成が上手。
頭のチップのやつは大丈夫なんか?って気持ちもあるが、そういうところ含めて軽く楽しめる作品でした。
出来が良いのでいろんな人におすすめしたい。
とりあえずダンスは見て欲しい。ロボットのロボットダンスが最高なんで。
メタモルフォーゼの縁側
そもそも原作がいい漫画だったわけですが、その実写版も最高でした。
17歳の女子高生と75歳の老婦人が友達になって、BLについて語らって、イベントに行って、自分たちで同人誌を作って……。
「才能ないと漫画描いちゃだめってこと、ある?」
というセリフから始まる挑戦が本当に尊く、折れそうになっている様子を見て応援したくなる、そんな映画でした。
好きなものに対して、年齢も才能も関係なく、ただ好きであることが大切。
それを感じられる作品だったのもよかったな……。
ちょっと悲しいこともあるけど、でも辛い話ってわけでも無いのが良かった。
心が暖まる作品でした。こういうのをたまに摂取して心を休ませたい。
さいごに
5本に絞るのってやっぱり難しい!
好きなものは他にもあるし、印象に残っているものもまだまだある。
でも5本に絞るのだったら……と考えると今回挙げた作品になるのかな、と思っています。
時間が開くと、「あ、いやでもこっちも……」みたいに意志がぶれてフラフラしてしまうのですけどね。
来年も気になる映画がたくさんあるんですよね。
評価高いと聞いた「レンタル・ファミリー」もありますし、ホラーゲームである「夜勤事件」の映画化もあります。
「ウィキッド」の後編もあるので、前編も見ておかなきゃですし、「ゴールデンカムイ」の実写映画第2弾も控えています。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」もあるし、上で挙げた「スーパーガール」も夏には来るはず。
「口に関するアンケート」の映画化もあるし、どうなるか心配な「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」もあったりして。
そしてそして「キングダム」の新作も来るんでしょ?
2026年も新旧関係なく、様々な映画を楽しめたら良いなと思ってます。
他にも要注目な映画があったら教えてもらえると嬉しいです。






