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実写版映画キングダム3作目となる『キングダム 運命の炎』の内容予想

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2023年に公開予定となっていた実写劇場版キングダムの3作目。前作の『キングダム2 遙かなる大地へ』が公開されてから約1年後となる2023年7月28日に公開日が決定しました。

またサブタイトルも確定し、正式タイトルである『キングダム 運命の炎』も発表されましたね。

前作のポストクレジットで映像が流れてから結構経つので、ようやくという気持ちが大きく、待ち遠しくてたまりません。
というわけで今回は、映画3作目となる『キングダム 運命の炎』がどこまで描くのか、といった部分を勝手に予想していこうと思います。

ちなみに以前に公開した、もっといろいろと予想している……というか妄想を垂れ流している記事もありますので、よかったらどうぞ。

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キングダム 運命の炎について

こちら、公式ツイッターが今年の頭に公開したツイート。
すでに発表されている通り、馬陽の戦いと紫夏編が描かれることになっています。

キングダム 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

馬陽の戦いは、王騎を総大将とした秦軍が龐煖を主力とした趙軍とぶつかり合い、命を賭けた壮絶な戦いが繰り広げられる戦。コミックスでいうと11巻~16巻がこの戦いに該当する範囲ですね。

百人将となった信の隊長としての初陣であり、大将軍とはなんなんのかを学ぶ戦でもあります。王騎ももちろんですが、蒙武の活躍もありますし、見せ場としてはもってこいのお話。

以前予想した通り、最期は王騎の死と矛の継承が行われると思っているのですが、それ以外にも飛信隊の活躍によって趙の将軍馮忌を討ち取るシーンは前半の盛り上がりどころになるでしょうし、そこから龐煖の登場で場が混乱し、仲間の命が失われているところは絶望のシーンになるでしょう。
そしてそれらを乗り越えた後、王騎が趙の本陣をものすごい力で薙ぎ払っていき、そして登場する龐煖との一騎打ち……。

構図は『キングダム2』の麃公・呉慶の将軍対決にも近いところがあるのですが、敗れるのは王騎……。
ただし、龐煖が勝ったというよりは、更に外側で暗躍していた趙の策士・李牧による戦略がうまく決まったから。龐煖がいなければ、または李牧の仕込みがなかったら秦が勝っていたでしょう。ですが、趙の三大天の2人が立ちふさがったこの馬陽という戦場においては趙の方に軍配が上がったと言えます。

最期のシーンで騰や蒙武、そして信へと言葉を残し、矛を託して王騎はこの世を去ります。王騎という大将軍の死。信にとってはまだわからないながらも、将軍としての景色のその一端に触れ、大きく成長していくきっかけとなるのです……。

紫夏編とは?

キングダム 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

さて、そんなアツい展開の馬陽の戦いなんですが、気になるのが「紫夏編」もやるということ。
紫夏編はコミックスの8巻で描かれるお話で、政の過去話です。政はもともと趙で生まれたのですが、その生活は楽なものではありませんでした。「長平の戦い」と呼ばれる戦……そして当時の秦の将軍である白起によって行われた大虐殺によって、趙の人々は秦への強い憎しみを持っていたのです。
そんな環境から政を脱出させ、秦へ連れて行く運び屋として登場するのが紫夏という女性で、この人のお陰で政は王としての目標を定めることが出来たと言えるでしょう。

趙との戦いなので全く無関係というわけではないのですが、特にその意味合いが強く出るのが万極だと思うのですが、そんなに出て来ないと思うんですよね……。

また、公式ツイッターの書いている順番も気になるんですよ。本編的には「紫夏編」が8巻、「馬陽の戦い」は11巻~16巻なので、普通に書くとしたら順番が逆。あえて「紫夏編」を後に書いていると考えられるんじゃないかなと。だとしたら、王騎の死の後、紫夏編が描かれるということ……?
ツイッターの話で考えると、「新章突入」という表現も気になりますよね。以前書いたように李牧が登場するということは合従軍編までやるという意思ともとれます。つまり、新章とは李牧編のことを指しているのかもしれません。となると、3作目だけでは終わらず、4、5作目と話が続くかも……?

そのためにも趙と秦の確執を描くための「紫夏編」になるかもしれないですね。

さいごに

今からあと半年くらい待たなければならないのがもどかしいですね。
どこまで映画で描かれるのか、それがどのような構成になるのか、そして今後4作目、5作目へと繋がっていくのかどうか、様々なことが気になってしかたありません。

私は新情報の公開を楽しみにしつつ、まずは前作を見直したり、漫画を読み直して予習・復習しておこうと思います。
1作目も2作目もどちらも良い映画だったので、まだ見ていない人はこれらをみるところから始めると良いと思いますよ。

キングダム

キングダム

  • 山﨑賢人
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※追記
実際はこんな映画でした。

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