
こんにちは。譲治です。
以前注目している作品として取り上げたこともある『FBC Firebreak』をプレイしてみたので感想をまとめてみようと思います。
ちょっとネガティブな話もあるので、そういうのが気になる人は避けていただいたほうが良いかもしれません。
- FBC Firebreakってどんなゲーム?
- どのように乗り越えるかを考える面白さ
- バリエーション不足で目標不足のミッション
- でもこれって『HELLDIVERS 2』なのでは?
- さいごに
- 協力系シューター関連記事
FBC Firebreakってどんなゲーム?
『FBC Firebreak』はRemedy Entertainmentが開発・発売した協力型のFPS。
『Control』の出来事から6年後が舞台となっていて、再びあの世界に入り込んで遊ぶことができるということでかなり注目していた1作です。
プレイヤーはFirebreakと呼ばれる特殊部隊員となって、FBC(連邦取締局)で発生した超常現象を解決すべく走り回ることに。
最大3人まで協力してプレイできるPvE形式となっており、役割分担をしながら超常現象へ挑むのが推奨されているよう。

機会を修理できる修理キット、電力停止などを解消できるジャンプキット、火や付箋などを取り払うことのできるスプラッシュキットの3種の装備から1つ選んでミッションへ乗り込むのですが、このキットがある意味ロールのような役割になっているので、味方と被らないのが結構大事かも。

ゲーム自体はよく見るFPSと基本的には一緒。
敵が突然現れるので、射撃やグレネードで対処していくことになります。
回復の概念が少し特殊で、汚染や付箋などの攻撃を受け続けると最終的にプレイヤー自身が死亡&敵に変わってしまうんですよね。
そのため、シャワールームで付箋を剥がしたり、冷やすことで汚染を止めたり、状態異常ごとの対処をする必要があったりします。
ステージは複数のエリアが直列で繋がるような構造。
エリアごと目標が定められており、それをクリアすることで先のエリアへ進むことができるようになります。
最後のエリアの目標を達成したら、スタート地点にあるエレベーターで帰るだけ……ただし、帰るまでが遠足。最後は敵のラッシュをうまく凌いでエレベーターの到着を待つ必要があるんですよね。
これらのミッションを繰り返しプレイしながら、どんどん高難易度に挑戦していく、というのがこのゲームの目的になります。
対応プラットフォームはPS5・Xbox X/S・PCとなっていて、ゲームパスなどのサービスにも対応しているとのこと。
どのように乗り越えるかを考える面白さ

プレイしていて一番面白いのは「このミッション、何がおきてるんだ……?」という状況から、探っていってなんとか目標達成を目指していくところです。
掃除をしなければならなかったり、火に弱い以上へ対処しなければならなかったりと、他のゲームではあまり見ない解決方法が求められることが多いんですよね。
話を聞きつつ、なんとか攻略方法を見つけ出して進んでいくのは、難しいシチュエーションもありますがその困難含めて面白い。

難しくなっている理由の1つが「ブラックロックの箱」って何?みたいな、このゲーム特有の固有名詞の影響っていう場合もあるんですがそれもまた面白さ。
この世界観に振り回されながら、何が起きているのか、何をしなければならないのかを探っていくこと自体が『Control』世界観っぽくてかなり好みでしたね。
少し変わった目標がありつつ、世界観に馴染ませた結果普通めな目標なのに少し分かりにくいものもあるというのが、プレイフィールの違いを作っていて毎回新鮮だというのと、「わかんないよ!」とか言いながら乗り越えていくのがFBCの初動舞台らしくて楽しめる要素にもなっているように感じました。
バリエーション不足で目標不足のミッション

ゲームプレイ自体は楽しめたものの、ゲームのモチベーションの部分ではかなり疑問が残る作品でした。
ざっとプレイしたら目標がわからなくなってやめてしまったくらいなので。

ざっくり6種類のミッションタイプがあり、その中で目標が少し異なったりもするのですが、それをクリアしてしまうと後は同じミッションの繰り返しになってしまうんですよね。
目標となるのは多分「より高い難易度でのクリア」というのみ。
Remedyのゲームとして期待するポイントはやっぱりストーリーだと思うのですが、そういう要素は皆無でした。
ミッションをクリアしていくとなにか展開していき……みたいなものがあれば、それを追うためにミッションクリアを目指すのですが特になし。
またバリエーションも多くないので、1度プレイすると最初に味わった感動はなくなっていき、味のしなくなったガムを噛むような状態になってしまうという……。
ゲームプレイ自体が面白いものですし、世界観も異変を多く仕込むことができるものなのに、実際にプレイするとガワだけのような感覚なのが本当にもったいないと感じましたね。
面白くなりそうなのに、楽しませてくれない……!みたいなもどかしさがすごい作りでした。
でもこれって『HELLDIVERS 2』なのでは?
『HELLDIVERS 2』も結局はミッションをひたすら繰り返し、難易度を上げ、報酬をもらいつつまたミッションへ乗り込むというループを繰り返すゲームでした。
個人的にはこちらも目標が不足していて、どうにも続けられないゲームという印象だったのですが、『FBC Firebreak』も同じような構造だと言えそうです。
(報酬設計もウォーボンドのような形式で、かなり参考にしているように見えます)
異なるのは、『HELLDIVERS 2』はロケーションが多く、オンラインでの繋がりが見やすくなっていることでしょうか。
宇宙の広大さのおかげで規模感がかなり大きくなっていて、隣の星でも遠くの星でも管理民主主義のために多くのヘルダイバーが戦ってそして散っているのを感じることができるような見せ方になっていたように思います。
同じ仕組みを設けている『FBC Firebreak』の方はそうではなく、広がりも物量も少ない……言ってしまうと下位互換のような存在になってしまっているよう……。
大好きな世界観なのでこのようになってしまっているのが正直悲しい。
『HELLDIVERS 2』を参考にするのは良いと思うのですが、Remedyの強みはやっぱり世界観だと思うので、なんかもっとストーリー的な要素を足したり、ミッションのバリエーションを作ったりして、やばい特殊な状況に放り込まれた初動対処の部隊員感をもっと強めてくれたらもっと良いゲームになりそうな気がするんだけどな……って思ってます。
さいごに

『Control』が好きな人からすると、もっとあれこれできるはずなのに!みたいな気持ちが湧き出てしまうようなゲームでした。
面白いんですが、面白いだけにもっとちゃんと楽しみ続けられるような仕組みにしてほしかった……。
Endless Shiftと呼ばれるサバイバルモードのようなものも追加される……というかされたのかな?という感じなので、もう少し試してみようかなと思ったりもしていますが、気持ちは割と冷め気味。
なにか大きな変更があったらまたやるかもしれませんが、今はもう今年情報追加、発売もあるかも?な『Control』の続編である『Control Resonant』を楽しみにしておこうと思ってます。
