ごはんと同じくらい大事なもの

ごはんを食べるのと同じくらい生きるために大事なものたち。

ゲームレビュー:Call of Duty Black Ops 6 キャンペーン 様々なシチュエーションで楽しめる満足感の高い1人プレイモードでした

こんにちは。譲治です。
普段なんとなくマルチプレイをしていたくらいの『Call of Duty』。
毎年新作が出ていて、今年も『Call of Duty Black Ops 6』が発売されました。
そんな本作のキャンペーンをプレイしてクリアまで到達したので、感想を書いていこうと思います。

前提なんですが、今まで遊んできたとはいえ、CoDについてはかなり浅い知識しかありません。
あと、キャンペーンもあまり触れてこなかったので、他のシリーズとの比較とかはできません。

そんなゆるゆるユーザーの感想だと思ってもらえると助かります。

Call of Duty Black Ops 6ってどんなゲーム?

www.youtube.com

『Call of Duty』といえば、Activisionが贈るFPSシリーズです。
ゲーム、特にシューターをプレイする人ならば聞いたことが無い人はいないんじゃないでしょうか。
2003年に1作目、そこから毎年発売されていて、本作で21作目。

もちろん1社で作り続けているわけではなく、Infinity Ward、Treyarch、Sledgehammer Gamesの3社が順番に作り続けているという感じ。
ノウハウがあるとはいえ、1作あたり2~3年くらいはかかるので、Infinity Wardが作ったら次の年はTreyarch、その次はSledgehammer Gamesみたいなサイクルですね。

ちなみにInfinity Wardの首脳人事にActivisionが介入して社長やら創設者やらが解雇された結果、抜けたメンバーで設立したのが『Apex Legends』でも知られるRespawn Entertainmentだったりします。
こう考えると『タイタンフォール』や『Apex Legends』はCoDの親戚とも言えるのかもしれません。(まぁ問題のあれこれ的に疎遠になった親戚って感じですが)

スタジオについてはこれくらいでゲームの話に入りましょう。
本作は2020年発売の『Call of Duty: Black Ops Cold War』(BOCW)の続編という立ち位置。
調べてみたら、BOCWの10年後で、ブラックオプスシリーズ2作目のBO2の過去回想編などともつながっているとか。
こういうの聞くとやりたくなってきますよね……。

湾岸戦争の時代が舞台のキャンペーンモードということで、わりと地に足ついたゲームになっています。
MWシリーズも現代戦なので、近未来系はしばらく出てません。(IWとかはあれこれ言われていたのでまぁ良いのかもしれませんが)

CoDに明るくない私があれこれ書いてもしかたないのであとは感想を書いていくことにしましょう。

キャンペーンモードの感想

上でも書いたように舞台は湾岸戦争時代。
1991のクウェートでの作戦から物語が始まります。

砂漠のような戦場での戦闘(チュートリアル)を進みつつ、作戦の中で確保対象となっていたサイード・アラウィを奪還。
したのもつかの間、アドラーによって射殺されてしまう結果に。

ただ、前作などをプレイしていない私には「?」という感じ。
なんか確保対象殺されたんだけど? くらいの温度感で、何が起きているのかわからなかったんですよね。

まぁその後の話が進んでいくとだんだん登場人物が頭に入ってくるので別に問題は無いのですが、最初のチャプターは正直何が何やらわからぬまま進んでいきました。

ただ、やっていると状況はわかっていくもので、更に登場人物たちへの理解度も深まっていくわけで。
特にいろんなところに変装して登場するセヴがいい味を出しているなと。
もちろん、リーダー的なマーシャルや天才だなって印象のフェリックスも良いんですが、なんかノリが好きなんだよな、セヴ。

様々な場所が出てくるのも特徴かもしれませんね。

政治家のパーティ会場のような場所もありますし、

最初のような戦場も当然出てきますし、

カジノに忍び込むときもありました。

戦闘だけでなく潜入工作も行うのがブラックオプスの活動とでも言うように様々なシチュエーションが登場し、遊び方が変わるので飽きずに遊べるゲームでしたね。
もちろん潜入ミッションはステルス前提で、場所によっては戦闘が一切できないような場面も。
それで何度もやり直しになって、結構心折れそうになったりもしましたが……。

あと、特徴的な場面というと、途中に登場した研究施設でしょう。
区画ごとに別れているところとか、雰囲気など含めて『Control』感がすごい。

なんかこういう4色くらいあるカードを集めさせたがるよなーと思いつつプレイしてましたね。

敵も普段の人間とは異なり、怪物みたいなものが登場。

悪夢的な設定ではありますが、ゾンビモードへの導線だったりもするのかしら、みたいなことを考えてました。

最終チャプターの空間も超常的な演出があったりして、やっぱり『Control』じゃないか! みたいな気持ちでプレイしてました。
と、ツッコミを入れてますが評価が低いというわけでは決してありません。
むしろ逆で、戦闘一辺倒にならないよう複数の遊びを入れてゲームに緩急がつけられていたように感じて高評価なんです。
銃撃戦だけでなくステルス要素もあり、現代だけでなく超常空間もあり、人間同士だけでなく戦車に乗ることもあり、固定マップだけでなくセミオープンワールドみたいな環境もあり、侵攻戦だけでなく防衛戦もあり、みたいな感じで、本当にいろんなプレイフィールを楽しむことができるゲームだったと思いますね。

さいごに

他にも拠点のアップグレードによるPerk獲得の機能拡張があったり、パズル的な要素もあったりと本当に盛りだくさん。
マルチプレイがメインのゲームとは思えないほどの充実ぶりです。
対戦が苦手という人でも楽しめるゲームなので、興味があったらぜひ遊んでみてもらいたい……と言いたいところですが、対戦をしないのだとしたら流石にちょっと高いかも。
普通に1万円くらいしますからね。10時間のキャンペーンだけに使うのは流石にもったいない……。
キャンペーンだけのバージョンとか出してくれても良いんじゃないかなって思いますけど、Activisionさんどうですかね?

私は今作のキャンペーンがかなり楽しめるものだったので、やってなかったBOCWのキャンペーンも遊んでみようかなと思ってます。
あとMW系列のキャンペーンもせっかくだしやってみようかなな気持ち。
もしいろいろ手を付けられたら、まとめて感想にまとめたりすると面白いかもしれませんね。

というわけで、普通に楽しめた『Call of Duty Black Ops 6』のキャンペーンモードの感想でした。
結構しっかり満足感が得られるゲームだったので、普段キャンペーンをやってない人も触れてみると面白いかもしれません。