こんにちは。譲治です。
発表されてからずっと楽しみにしていた『ASTRO BOT』がついに発売されました!
もちろん一気にプレイしてクリアしたので……なんならトロコンもしたので感想をあれこれ書いていこうと思います。
先に言っておくけど、PSで育ってきた人は全員やったほうが良いぞ!
ASTRO BOTってどんなゲーム?
『アストロボット』は主人公のアストロを操作して様々な惑星を冒険するプラットフォームアクションゲーム。
PSハードのマリオ的なものを想像してもらえればイメージが湧くんじゃないかと思います。
アストロの冒険はPSVRの『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』というゲームが初出。
その後、PS5のプリインストールソフトとしてリリースされた『ASTRO's PLAYROOM』と続き、今作『アストロボット』に繋がる、という流れです。
前作については別記事にもまとめていますが、PS関連のハード・ソフト・キャラクターを取り入れたゲームとなっていて、「プレステ愛」に満ち溢れた作品になっているのが特徴ですね。
今作も様々なゲームからキャラクター(のコスプレ?をしたボット)が登場。
向かう先々で隠れているので、探し出して救出する必要があります。
また時には『サルゲッチュ』のピポサルをゲットアミで捕まえる、別ゲーのような場面も。
様々なPS関連ゲームを取り込んだ、「PSのお祭りゲーム」と言えるかもしれませんね。
今作では特別なガジェットが登場。
『ASTRO's PLAYROOM』のスーツのような感覚ですかね。
毎回手に入るわけではないのですが、惑星ごと異なるガジェットを背中に取り付け、普段とは異なるギミックを踏破していくことに。
攻撃やジャンプを拡張して遠くまで飛べるようになる、というようなものだけでなく、時間を止めたり、丸くなって転がったり、ギミックと組み合わせて振り子のようなジャンプができるようになったり……と様々なアクションに繋がっていきます。
行く先々で常に新しい遊びが飛び込んでくるような感覚があり、本当に面白い……ずっと遊んでいたい……。
プラットフォームアクションを乗り越えた先でボス戦が発生するようなパターンもあるのですが、新しいギミックが登場したり、ガジェットを使う場合は今までの使い方を少しパワーアップしたようなものだったりで、これまた面白い。
思ったより強いボスもいますが、何度かリトライすれば段々と戦い方がわかるようになったり、自分がうまくなっていくのを感じられたりすると思います。
クリアまではだいたい15時間ほどでしょうか。
トロコンまでプレイしても20時間程度だと思います。
多少見つけにくいものや難易度の高いものがありますが、全部クリアするのはそれほど難しくないゲームでした。
というか、楽しくプレイしていられる間に全部遊びきれた、という感じですかね。
ボット扮するPSゲームキャラクターたち
今作の魅力の1つは丁寧に作られたゲーム体験ですが、もう1つはもちろん「プレステ愛」。
PSハードで発売された様々なキャラクターが、ボットとして登場します。
例えば、『どこでもいっしょ』からトロ。
『塊魂』の王子。
『Bloodborne』の主人公が笑顔で登場したりもしますし、
『風のクロノア』なんかも出てきたりして。
また、星雲ごとにいるボスを倒した後はゲームモチーフのステージも登場。
説明でも書いた『サルゲッチュ』のカケルが出てきたり、
『アンチャーテッド』のネイトのようになったりもします。
キャラクターじゃないですが『XI[sai]』みたいなのが出てきたりもします。
本当に様々なキャラクターが登場するので見ていて飽きないですし、救出すると修理中の宇宙船が置かれているメインの惑星に集まるので、そこでも反応を楽しんだりできるという……。
「あ!○○のキャラクターだ!」というだけでなく「あれ?どっかで見たことあるけどなんだっけ……?」からの調べてみて懐かしくなってもっと色々と調べてしまうという流れも最高。
PSでゲームをプレイしていればいるほど楽しめるんじゃないかなと思いますね。
今作でも健在な気持ちいい振動・音
前作からそうだったのですが、『アストロボット』ハプティックフィードバックを上手く使ったゲームでもあります。
というか、コントローラー(デュアルセンス)の使い方が上手い、と言ったほうが良いのかも。
振動だけでなく、コントローラーから音が聞こえるので、環境の音と自分が出している音がうまく分かれて聞き取りやすいんですよね。
地面の材質による音の変化もしっかり感じられますし、歩く事自体が心地良い……。
ずっとなんだこれ最高かよ……ってなりながらプレイしてましたね。
さいごに
前作の『ASTRO's PLAYROOM』よりもロケーションが増え、遊びも増えた『ASTRO BOT』でしたが、ゲームとして大切にしているものは変わらず丁寧な作りと溢れんばかりの「プレステ愛」でした。
全体的にあれしたいこれしたいと思って操作すると何かしら反応が返ってきますし、だんだん慣れてくると「こういうときはここに隠されてそう……」がわかってきて成長を感じられるというのもありますね。
プラットフォームアクションとしても面白いし、PSネタを探すのも面白いしで、本当に良いゲームだと感じました。
PS5を持っているのにまだ遊んでいない人はぜひ遊んでみてください。
多分ですが、ゲーム・オブ・ザ・イヤーとかにノミネートされると思いますし。
心地よいアクションゲームを求めている人におすすめの1作でした。