今年も「The Game Awards」が開催され、ゲームオブザイヤーなど、各種受賞作品が発表されました。
それだけでなく、毎年新作発表もあったりするので、ゲーマーにとって年末の一大イベントと言えますよね。
そんな「The Game Awards 2024」の結果や新作発表を振り返りつつ、先日の予想がどうだったのかを見ていくのと、あとは名前のあがった各作品について個人的な印象や感想などを駄弁っていくのが本記事となります。
よかったら今年を一緒に振り返りつつ、読んでもらえると嬉しいです。
アストロボット
予想通り、2024年のゲームオブザイヤーに輝いたのは『アストロボット』でした。
だってすごい丁寧な作りなんだもの。そりゃそうよね、という感じ。
もちろんほかタイトルもとてもいいものではあったのだけど、やっぱり本作から感じられるソニーの本気が響いたんじゃないでしょうか。
他にもBest Game Direction、Best Action/Adventure Gameも受賞。
Best Action/Adventure Gameについても予想的中でしたね。
感想も書きましたが、やっぱり人におすすめしたい1作ですね。
ゲームで育ってきた人だったら絶対に刺さるからやってほしい、PS5を持っているならやらない選択肢はない、みたいな気持ちです。
PS5にプリインストールされている『Astro's Playroom』をやって試すというのもあり。
とにかく遊んでほしい、チームASOBIの傑作を。
私としても2024年にプレイしたゲームを思い返して、最初に思い浮かぶゲームでした。
本当に遊びやすくて、色々試行錯誤できて、気づいたら気持ちよくて、懐かしさも満載な最高のゲームなのでぜひ遊んでください!
メタファー:リファンタジオ
Best Art Direction、Best RPG、Best Narrativeの三冠を獲得したのが『メタファー:リファンタジオ』でした。
Best Narrativeについては予想的中でしたが、Best RPGも取るとは……。
そして、言われてみたらArt Directionも取れる勢いはあるよな、と思うなど。
体験版をプレイした際は、面白いんだけどものすごい特別感は感じていませんでしたし、背景周りはどうにもチープな印象だったんですよね。
絶対に時間がかかるというのもわかっているので、ちゃんと時間が確保できるタイミングで遊びたいゲームでもありますし、まだ未プレイのままです。
来年時間作って遊ぶぞ、という気持ちです。
HELLDIVERS 2
『HELLDIVERS 2』もBest Multiplayer Game、Best Ongoingの2つの賞を受賞していました。
まぁ今年の序盤に出て、一気にメインストリームへ駆け上ったゲームという印象がありますもんね。
以前取り上げたこともあるように、もともとはツインスティックシューターとして生まれた『HELLDIVER』。
雰囲気が「スターシップ・トゥルーパーズ」なのもあって、『地球防衛軍』シリーズの親戚みたいな雰囲気がありますよね。
命が軽くて、すっと死んでは新しく補充されるところや、管理民主主義というどう考えてもディストピアな世界設定などなど、ブラックな要素が多いのも特徴。
知り合いといっしょに(お酒を飲んだりしながら)ダラダラ遊ぶのにちょうどいいゲームというのが私の印象です。
Balatro
ポーカーの役を作ってスコアをゲット、設定されたターンまでにスコアを蓄積させていき、目標のスコアを目指すゲームです。
……が、ただのポーカーというわけではありません。
役ごとに得られるスコアは50点とかなんですが、進めていくと目標スコアが10万点とかになっていき、ただ普通にプレイしても達成できないことがわかります。
そう、アイテムなどで役を強化したり、ジョーカーによって特殊な効果を得て、極端なインフレをしていくゲーム、というのが正しいでしょう。
実際にプレイしてみると、確かにずっと遊んでしまう中毒性がある。
うまくハマると一日くらいは普通に溶かしてしまう恐ろしいゲームです。
そんなわけでBest Independent Gameは獲得すると思っていましたが、少し前にスマホ対応もしたことでBest Mobile Gameも獲得することになるとは……。
予想外の展開でしたね。
グランド・セフト・オートVI
まぁそうだよね。
という感想になるのが『グランド・セフト・オートVI』のMost Anticipated Game受賞です。
予想的中なんですが、安牌過ぎてあまり喜べない……。
世界的に注目されすぎていてもうすでに来年のゲームオブザイヤーと言ってもいい状態になってます。(無事発売されたら、ですが)
ロックスターは以前から働き方の面で問題が多く出ていた会社なのですが、流石に今はホワイト寄りになっているはず……。
だとしたら、開発規模的にも完成してなくて2026年に繰越し、というは全然有り得そう。
最強のゲームになるのは明らかなので、発売されると信じて待っておきましょう。
さいごに
受賞作について色々と触れてみました。
見返してみると『アストロボット』『Balatro』『メタファー:リファンタジオ』『HELLDIVERS 2』、そして『黒神話:悟空』が覇を競い合う「The Game Awards」だったのかもしれません。
ちなみに予想結果をまとめてみると、こんな感じ。
- Game of the Year:当たり
- Best Narrative:当たり
- Games for Impact:はずれ
- Best Action / Adventure Game:当たり
- Best RPG:はずれ
- Best Independent Game:当たり
- Best Mobile Game:はずれ
- Best Sim / Strategy Game:はずれ
- Best Multiplayer Game:当たり
- Best Adaptation:はずれ
- Most Anticipated Game:当たり
うーん、予想したもののうち半分ちょっとくらいしかあたっていない。
次回はもっと正答率を上げられるよう頑張って予想したいですね。
毎年のように、新作タイトル発表中心にあれこれ書く「その2」も近々公開するので良かったらそちらも読んでもらえると嬉しいです。
その2も公開しました。